
6⇔7、14⇒7、14、8、4、11、13、2 (24点)
6⇒7、14、8、4、11、13 7、14、8⇒6
すでに重賞級の貫禄。テーオーパスワードに壁はない。とにかく不発なしの瞬発力は走るたびに凄みを増している。デビュー当初の先行馬というイメージをいい意味で覆して完全なる脚質転換成功もまた大きな原動力となった。デビュー戦以来の最速上がりが前走の古馬オープン。しかも上がりNo2より0秒4も速い数字ならば、JRAの重賞初挑戦で初制覇をはっきり視野に入れたことが証明された。勝ち方に焦点。
JRAの重賞初挑戦としては背負わらせたハンデとなるテーオーパスワードだけに、タイトニットには付け入る隙がある。デビュー戦と乗り替わりが大裏目になった4走前以外はとにかく崩れない安定感。なるほど地方から出戻り後は惨敗した4走前以外はすべて上がりNo1~3。前2走の重賞が含まれてこの数字だから確かな地力強化ということ。まさに走るごとに成長中となる上がり馬らしい5歳馬。距離(100000)もコース(110000)もローテ(020020)も申し分ない。
ジンセイの経験値も侮れない。とりわけ最近は脚質転換中にもかかわらず、前々走は減速なしの上がりレースラップ、前走が加速する上がりレースラップで崩れなかった。どちらもラスト2ハロンが11秒台で0秒3差に踏ん張れば十分な価値を見出せるだろう。芝を見限るのに時間がかかったことは否めないが、ダートはすでに一流馬をにおわせる中身の濃さ。時計の出やすい馬場よりむしろ良馬場で本領のタイプというのも心強い。良馬場が前提。
|