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東京裏読み
関東
10R11R12R
関西
9R11R
JRAホームページ

東京11R

3連単1軸マルチ9⇒11、17、3、12、14、13、6、1 (168点)

3連複フォーメーション12-9、11、17-

9、11、17、3、14、13、6、1、16 (21点)

馬単9⇔11、17、3、12、14、13

5、6年前までは5ハロン通過が57秒前半が常識的なラップだったにもかかわらず、近年は良馬場で58秒台も随所にみられるというスローか、超スローが主流へと変わっていった。まさにスローペース依存症の象徴的レースがこの安田記念だ。

16年からの5ハロン通過は
591.571.568.570.573(稍).578.587.576.584(稍良).584。

今年も前走で逃げた馬は多いものの、ハナだけにこだわる馬がごく少数ならば、今年も近年どおりの前残りになる可能性は極めて高くなる。流れが遅くなれば当然勝ち時計も遅くなり、高速馬場で1分32秒台の決着が濃厚だけに多数の馬にチャンスが回ってきたとみていい。

ガイアフォースにとって今年もまた理想的な条件となった。1分31秒台の決着が続いていた23、24年では見せ場までだった馬が昨年2着の好走要因は明らかに時計がかかったため。同日の古馬1勝とほぼ同じラップでわずか0秒8しか上回らなかった勝ち時計は安田記念の黒歴史レベルに超平凡な勝ち時計。もとよりソウルラッシュセリフォスシュネルマイスターという同世代の生粋マイラーの引退によって押し出された人気馬。直線坂コースでは上がり32秒台が絶望的となる足りない瞬発力を位置取りの良さでカバーするのがこの馬の特徴。基本的に崩れないが勝てない勝負弱さで今も昔も変わりないだけに狙うにしても単向きではない。

大外枠を引いたトロヴァトーレに策はなくなった。この馬もガイア同様に時計かかることが大前提だが時計か、瞬発力か、どちらかで極限レベルを求められた時点で手も足も出なくなる。前走は同日の3歳1勝とほぼ同じラップで勝ち時計が0秒1しか上回らなかった衝撃的な最悪レベルの数字。近走は掲示板外を連発していた2、3着馬が好走できたのも納得するはず。上がり32秒台がまったく計算できないジリっぽさと近走でますます悪化している出足つかず。たとえ好枠を引いても好走する計算もイメージもできないのは当然の流れ。鞍上マジックだけが頼り。

パンジャタワーがマイルで復権するには数々の難題をクリアしなければならない。鞍上とのコンビ間の悪さを露呈したとはいえ、前走は千二で致命傷になる折り合い難がすべての元凶。GⅠ千二でも折り合えない気性が、いい意味でズブさが出たとしても休み明けの千六でスムーズになることは常識的には無理な話。過去10年で3着以内となった30頭中、二桁枠番で千六1勝馬だった馬はゼロ。気性はもろちん、ジンクスまで嫌われているのが現実。

時計勝負にも瞬発力勝負にも対応できなくなったレーベンスティールにとって掲示板ラインが大きな壁になっていることは言うまでもない。千八ベターというより千八しか走らないように育ててきた6歳馬。千八(521000)と千六(000002)、二千(000003)の落差は直線だけで勝負を決められる瞬発力が兼ね備えてあれば一変も計算できるが、最速上がり7回の瞬発力型が丸2年も最速上がりの経験なしで完全なる白旗状態。前々走は同日の3歳1勝千六1分32秒1。超高速馬場としては1分45秒台の決着は物足りず、4走前も同日の2歳未勝利が1分46秒0ならば当然のレースレコード。数字のマジックに踊らされての人気と割り切る。

前走は同日の3歳1勝よりわずかに速い流れで上がり33秒台。本当の重賞級の瞬発力型ならば、軽く32秒台以下が及第点だったが、ステレンボッシュの数字からはっきり水準に満たないことがうかがえる。自身のベスト上がり時計を叩き出せたのも当たり前のことで、むしろ前々走まで8戦連続して上がり33秒台以下を叩き出せなかったことに悲観すべきだろう。牡馬相手のGⅠ、GⅡで実績がないことが決定的な追い打ち。

ワールズエンドがこのレースのすべてのカギを握っていると断言していい。この馬のペースで近年の前残りの再現か、本来の安田記念の流れかが決まるが、ハナを切ったこの馬に過度な期待を持てないのも事実。GⅠではこの鞍上が驚くような乗り方を連発するのは周知のとおりで、JRAのワースト級となる大舞台でのプレッシャーの弱さを抱えたまま。近年まで鞍上がGⅠどころか、GⅡも勝てなったことで裏付けられている。外枠のセイウンハーデスガイアフォースが早々に抑えることを選択すれば、かなり楽な展開になることは間違いなく、常識的なラップを刻めば勝機も浮かぶ有利な展開でも数字どおりに信頼を置けないさどかしさ。単あって連なしタイプか。

オフトレイルはどうやら直線坂コース(101006)の苦手意識が年齢を重ねるごとに強まってきた。3走前はレコード勝ち、前々走は最速上がりから前走の上がりNo10は差し馬として致命的な数字。最速上がりより1秒も遅い上がり時計は59キロを割り引いてもいいわけ無用となる着差以上の完敗だった。京都(331100)からも平坦、右回りだけが輝ける舞台か。持ち時計No1に価値を見出せなくなれば策はない。

千六以外に浮気もせず、ダートという寄り道もせず、ひたすらマイル路線を歩んできたウォーターリヒトに出番が回ってきた。上がり時計のわからない海外出走馬を除けば、唯一4戦連続で上がり33秒前半を連発している瞬発力型。なるほど超スローの前々有利となった昨年の安田記念でも上がりNo2。初の古馬GⅠだったことを考慮すれば、その後の走りからも常に展開ひとつのレベルまで完成されてきたことがわかるだろう。4走前から最速上がり、上がりNo2、3、5。前々走のGⅠで再び互角の瞬発力を示して走るたびに着差を詰めてきたならば、手薄なGⅠで色気が出るの当然の流れ。時計と瞬発力の極限レベルを同時に求められると厳しいが、どちらか一方だけなら軽くクリアできる数字を兼ね備えている。重賞未勝利の鞍上のプレッシャー負けだけが唯一の懸念材料。