I→5、M、8、4、3、9
M−I、5、8、4、3、9
I、5、M、8、4、3
逃げ馬苦戦の馬場状態に変わりないだろう。2、3番手で折り合った先行馬に良績が集中している最近の大井馬場。とりわけ以前のようなラチ沿いをロスなく折り合った馬の好走暦はまったくと言っていいほどない。逃げ馬をいくらか割り引いて最内枠を引いた馬は大幅な割り引きが必要。ここも例外なく、外々を回った馬が勝ち負けとなる。
シャドウキャスターの前走はかなり時計がかかっている馬場状態。1分43秒0でも上々の数字となっている。牝馬限定戦で調子を崩している老齢馬、距離不安のある実績馬、経験が必要な3歳馬が相手ならば格下感はまったくない。道悪もこなす自在型は好機のマクりで圧倒できる。
3歳の世代レベルはいぜん微妙だが、前開催のB3で現実に3歳牝馬が大駆け済みならば大幅な割り引きは必要ないか。アートジャパンの前走は重賞の壁というよりも、千五までの距離経験が響いた結果。牡馬混合はキャリアの中で3戦だけ。厳しい流れが未経験では惨敗もある意味納得できる。超良血馬は前走をバネにして成長を期待。
逃げ馬苦戦の馬場でも単騎逃げが濃厚なミッシェルラブは展開の利。追い込み競馬の東京プリンセス賞で積極策から0秒4差が世代トップレベルの証。距離短縮で本領発揮する。
千二のスペシャリストのカイテキセレブが格上げ戦の千六で評価が揺れるが、少なくても千二ほどの強さは計算できないだろう。それほどズバ抜けた強さを誇るスプリント戦。初の大井千六は簡単にクリアできる条件でない。ゴールデンスラムはマクれる流れで大駆け。ボナンザーオペラは見た目に復調気配。久しぶりの千六になるホクトゴッテスが人気の盲点か。ミスジョーカーは大井に慣れない鞍上で見送り。