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1→9、8、11 9、8、11→1 1→9、8、11→ 9、8、11、10、3、13 1、9−8、11、10、3、13 ダンスファンタジアの前走は驚愕の強さだった。改めて浮き彫りになった前々走のへぐり。大出遅れから道中は完全に引っかかる下手乗りでは、いくらクラシック級の器でも策がないということ。前走は馬群の中でくしゃくしゃにモマれながら動じなかった精神面の成長が何より今後につながるいい経験になった。直線で前が開くとケタ違いの瞬発力は、まさにクラシック制覇に一歩近づいた証。雪のためダート変更になってグレート取り消しの最悪な流れを回避すれば何の減点もない。母は雨が降る重馬場のフラワーCを圧勝した道悪巧者。 相手はホエールキャプチャ。逃げ差し自在に捌いて2、1、3、2着のレースセンスの良さ。3走前にシンザン記念2着、きさらぎ賞3着のオルフェーヴルを完封で重賞級を確信していた。鞍上との呼吸が合わず、明らかな展開負けの前々走でも最速上がりから同タイム3着が底力の証。前走の勝ち馬は現時点で同世代牝馬の最強レーヴディソール。本来勝ちレースだった内容で0秒1差なら、ここは組みやすい相手になることは間違いない。道悪は未知数。 すでに道悪を経験済みのフレンチカクタスも不気味な存在になった。前走で好位差しの完成形を示す横綱相撲。行く気になればハナも切れたテンの行きっぷりから、逃げ馬の直後の位置取りから、抜け出す隙間を探して一瞬にして突き抜けたレース内容なら胸を張って重賞に挑める。馬体に厚みが出れば完璧。 ケイアイアルテミスは時計以上の強さを秘めている。前走は上がりレースラップに2つ11秒台がありながら、大マクりの直一気。典型的な前残り競馬を差し切り勝ちが未知なる能力。 ニシノステディーは距離未経験だけで割り引いた。前走は5ハロン通過で同日1000万を上回るラップを刻んで影を踏ませぬ楽勝が強さそのもの。まずはハナにこだわって力試し。 デルマドゥルガーは超スローで最後のレースラップが11秒7の平凡さ。前走の2着馬が平場の自己条件でも勝てないのが低いレースレベルの表れか。いずれにしても鞍上と豊富な経験が頼り。
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