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新潟裏読み

関東
11R

関西
11R

ローカル
11R

 

新潟11R

3連単1着固定BOX9→5、12、1、2、7

3連単2着固定BOX9→5、12、1、2、7

3連複1軸BOX9−5、12、1、2、7、4

ここまでレベルの落ちたGVではレインボーペガサスを信頼できる。1年4ヵ月のブランクから完全に立ち直った前走が再び重賞ロードへの布石。
古い話になるが3歳時にスマイルジャックヤマニンキングリーレッツゴーキリシマナムラクレセントメイショウクオリアなど後に重賞勝ちとなる顔ぶれの揃ったきさらぎ賞で貫禄勝ち。休養後の勝ち馬がダンツホウテイ(その後オープン特別2勝)、リクエストソング(その後小倉記念3着)、クレバートウショウ(GU2、5着。GT4着)と重賞級相手に接戦だったことで早くも勝機が回った。目黒記念4着の実績はあるが、本質、千六〜千八でスピード勝負がこの馬の原点。仕上がり早の大型にとって6ヵ月の休養は問題ではない。追い切り快調。

セイクリットバレーはレベル低下の重賞でも絶対的な存在にならない。勝ち切れぬ勝負弱さは結局相手なり。何人もの騎手が苦労してきた中で一番合っているコンビとなったが、致命的なズブさで先行馬スペシャルハートマイネルファルケ程度の主導では後方一気がますます難しくなる。徹底した中距離路線から久しぶりの千六。昨年の2着時は32秒1という再現不可能な極限の上がり時計では、実績ほど絶対的な怖さのないことがわかるだろう。4着2度が含まれた新潟(3202)だけが頼り。

エアラフォンは前走で印象が一変した。直線前が壁になりながら、狭いところを割って抜けてエンジン全開。ロスのない立ち回りとはいえ、鞍上に能力を引き出されてトップハンデで千六自己ベストの内容は、オープンでも手ごたえを感じさせる強さだった。デビュー戦でショウリュウムーンより上回る瞬発力で差し切り勝ち。後にオウケンサクラに同タイム2着など、クラシックロードに乗っても驚きのない実績を残していた期待馬が覚醒したということ。どこかもうワンパンチ物足りなさがあった若駒が、心身ともに充実で完成間近な3連勝。脚質的に間違いなくベストコースの条件で、マイル王への足掛かりのレースにしたい。

前走が500万勝ちのサトノフローラはさすがに狙いづらい。デビュー戦のインパクトはオープン通用の感触があるが、それも経験を積んでからの将来的な話。モロさ同居の牝馬で、現時点では勝ちパターンが限られてくる。ハナか、最後方一気か。モマれない位置取りで瞬発力勝負で勝った際だけの馬券圏内突入だろう。常識的には入着ラインが大きな目標。

1000万で何戦も経験済みのエイシンサクセスサトノよりわずかな望みがある。今年に入って6戦中3戦で最速上がりの末脚は以前より切れ味に磨き。前々有利の馬場と流れで最後方一気を決めた前走が着差以上の完勝ならば、同じような直線の長いコースで33秒台の瞬発力が計算できる。土曜日メインで大へぐりだった鞍上が汚名返上。

もう少し絞りたいアブソリュートは気配優先だが、ブリンカー着用でひとつのきっかけはつかめそう。経験不足がアダとなっているガンダーラは前々勝負で力試し。どんな相手でも相手なりのスズジュピターはひたすら混戦を待つだけ。