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福島裏読み
関東
11R
関西
11R
ローカル
11R

福島11R3連単1軸マルチ13→10、9、11、14 (36点)

3連複1軸BOX13-10、9、11、14、3、4

高齢馬か、スランプ馬から選ばなければならないレベルの低さならば、オープンで勝ち鞍のないドリームバスケットでも十分に太刀打ちできる。500~1600万まで3連勝でオープン入りを決めた昨年ほどの勢いはないものの、良績のない重賞、東京、休み明けで0秒8差となった前走は大きな価値がある。大きく離した逃げ馬を終始追いかける厳しい流れで、それでも自己ベストに0秒4差まで迫る時計ならもうひと花の計算が成り立つ。叩き2戦目は(0231)で、福島はオープン特別2着(0秒2差)、福島記念7着(0秒6差)。逃げ馬不在のスロー確定メンバーでは理想的なパワー先行馬。

低迷が続くゲシュルタトも侮れなくなった。ハナを切って新境地を切り開きたいが、鞍上はどうにも控える競馬に固執。前2走は結局、引っ掛かって自らリズムを崩して不完全燃焼に終わっている。スローの瞬発力勝負にはっきり苦手意識ならば、ハナにこだわってなし崩しに脚を使わせる流れだけが生き残る道。

予想以上に重賞の壁が高かったモンテエンがオープン特別から出直す。痛みの少ないキャリア17戦の6歳馬。長期休養明けの前走がマクり合いの厳しい流れにもかかわらず、重賞3戦目の経験で3着馬に0秒4差は走っている。福島はオープン特別と重賞でそれぞれ0秒1、0秒9差なら、コース適性の高さにも注目できる。

キョウエイストームは直線平坦コースがしっくりくる。4走前は直線で行き場を完全に失くしたコース取りの悪さ。3走前は勝負どころの消極さがアダとなって位置取り悪化がすべての敗因。前走は直線入口で一瞬前が壁になるというジリ脚にとって致命的な不利があれば、まだまだ見限れないだろう。叩き2戦目(0018)は気がかりでも、力量的には十分に通用する。

サワノパンサーは手が出にくい。何より見た目の悪さで取捨が難しい超大型馬。前走もスローを後方一気は見事な走りだったが、数字ほど鋭さを感じられない瞬発力。終始外から被されない外々を立ち回れたことを考慮すれば、絶好枠をむしろアダになる可能性がある。休み明け(3302)に対して叩き2戦目は(0005)。

千四、千六、千八のメンバー最速の持ち時計のスピリタスもいよいよ正念場を迎えた。最速上がり連発の末脚自慢も今や昔話。この馬向きの流れになっても不発に近いジリっぽさが年齢的な衰えということ。器用さが求められる福島もイメージに合わない。

連続上がり33秒台が好調の証。決まって必要以上に置かれるものの、福島はすべて掲示板確保の(1001)。休み明けも苦にしない仕上がり早でニシノメイゲツの大駆け。