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中京裏読み
関東
11R
関西
11R
ローカル
11R

中京11R3連単フォーメーション5→11、7、4、9、3→

11、7、4、9、3、16、2、12 (35点)

11、7、4→5→

11、7、4、9、3、16 (15点)

3連複フォーメーション5-11、7、4-

11、7、4、9、3、16、2、12、6 (21点)

毎日杯、NHKマイルC、鳴尾記念、小倉大賞典でいずれも3着ながら、これまで重賞11戦して連対なしが現実だが、オープン特別並みのレベルの低さならリルダヴァル中心でいい。重賞で苦戦が続くのは結局通用しない末脚に頼るからに尽きる。前走は数字的に立派に映る上がり33秒2だが、見た目には残り150で完全に勢いが止まった完敗の内容。いつもより積極策から馬なりで直線先頭、そのまま押し切った前々走こそがこの馬の新境地として元主戦が受け止めるかどうか。前走のような待機策では伸び悩みが続く。

フレールジャックは典型的なディープ産駒。一気に完成されて高いレベルまで到達するが、一瞬で勢いが止まるピークの短さ。デビュー3連勝で重賞制覇。マイネルラクリマカフナを子供扱いした内容を考慮すれば、何とも歯がゆい競馬が続いている。距離も縮めても積極的でも徹底待機でも刺激の足りないのが現実。デビュー446キロの馬体が前走で最低体重の430キロ。イメージほど切れ味のない瞬発力ならば、もう驚くような成長は期待できないか。ひと息入れて馬体回復が大前提の狙い。

ドナウブルーはさらに取捨に悩む。完全なスランプ入り。重症か、軽症かという判断に迫られるまで落ち込んでいる。レコード勝ちで重賞2勝目となった6走前から明らかな急下降。直後の府中牝馬Sで勝ちパターンの位置取りから不発に終わったのが下って行くきっかけ。マイルCS3着で嫌なムードを払しょくしたが、3走前の惨敗は不可解な結果。乗り替わりで刺激を求めた前々走も同じような不発に終わって、他馬同様に流れ込んだ程度の末脚だった前走も着差ほど中身が伴っていない。いずれにしても休み明け初戦こそ走る仕上がり早。この程度の相手に無様な内容なら再浮上は期待できなくなる。

サトノパンサーの53キロは魅力十分。7走前が初の重賞挑戦という地味な戦績でも、これまで意外に大きく崩れてない。0秒8以上の着差で負けたのが4戦だけ。3走前が発表以上の悪化で外差しの利かない馬場。前々走と前走はマクり合いのサバイバル戦なら、いいわけは可能だろう。4走前が3着馬に0秒1差、3走前が3着馬に0秒8、前々走が0秒4差、前走が0秒9差。さらに叩き2戦目はすべて4着以上の(2002)で人気ほど決定的な差のないことがうかがえる。

外差し馬場でもフラガラッハの一変は難しい。とにかく鞍上の甘さがそのまま結果につながっているのが現実。気楽に乗れる人気でもペース無視で常に相手に合わせた徹底待機から回ってくるだけのレースになっている。34秒前後の脚を使っても工夫のない4角ブン回しでは届かないのも当然で、乗り替わりなしのトップハンデに強調点は浮かばない。

ランリョウオーは1600万卒業に予想以上の手間取り。1000万から連勝で1600万勝ち後、11戦目でようやくオープン入りを決めている。鞍上との呼吸の悪さもあったが、本質数字ほど切れない末脚に頼りすぎたことが大きな要因だろう。東京、新潟(2200)。直線長いコースに良績からもイメージどおりの条件好転で一発狙い。

穴馬候補としてアカンサスが面白い。長いスランプからようやく抜け出して間違いなく好調期に入った。前走は久しぶりの上がり33秒台で千八の自己ベスト更新。掛かり気味の行きっぷりの良さも最近のレースぶりとは一変している。追い切り強化がそのまま好結果につながって波に乗るGⅠ4着馬の底力を期待。