1、9、8⇔
1、9、8、5、4、7、10、15⇔1、9、8 (96点)
馬場回復が遅れればピンポンに走る条件が揃う。前走は良馬場でキャリアの少ない阪神にもかかわらず、上がりレースラップはハイレベル。直線入口でギブアップの位置取りから豪快な直一気は、まさに地力の違いを示している。馬場の回復が遅れれば遅れるほどこの馬にとって好都合な稍重(111100)。これまで最速上がり7度の切れ者は千四で不発がない。
千四としては逃げ先行馬の少なさがこのメンバーの特徴。大外カーティスバローズ程度の逃げならば、久しぶりの先行策が期待できるジョヴァンニの変身があっていい。乗り替わりの連続で自らスランプ入りした典型的な例だが、以前は4連勝で重賞挑戦の過去。3走前に復活のきっかけをつかんでいるだけに乗り方ひとつで再び化ける。
前走の勝ち馬は別格の強さだったが、ニシケンモノノフの成長力は凄みを感じる。3走前で評価がガラリ一変。早熟タイプと思われた兵庫ジュニアGP馬が見事な復活を遂げている。以前より行きっぷり一変でレースがしやすくなって追ってからの反応も確か。阪神よりも劣る京都(100111)で結果を残せば即重賞へ直結する。
展開の利でカーティスバローズの残り目。9歳馬マルカフリートはここで残りの現役期間が決まるか。使えるところは悪条件など関係なく使ってきたヴァンヌーヴォー、カネトシイナーシャがスランプ入りの可能性が高まれば、オールブラックスが妙味。千四(434102)で格下感はない。 |