8-5、1、7、16、4、108⇒5、1、7、16、4、10
8-1、7、16 7-5、1、7、16
ゲマインシャフトのレースになる。前走は残り1ハロンでようやく前方がクリア。そこからエンジン全開で脚を余した0秒1差に現級卒業レベルを改めて示した。休み明け(101113)で結果を残しただけに価値がある。叩き2戦目(110112)、東京千四(211212)に最速上がり7度の経験と稍重、重、不良(120210)が加われば鬼に金棒。
アンズチャンの弱点は使い減りだけ。3戦連続の最速上がり中で東京千四(440101)という絶対的な自信。前走で持ち時計更新の勢いは、すでにオープン予備軍としての完成度だが、休み明け(330000)から叩き2戦目(010102)の落差はどうにも気がかり。牝馬ゆえの繊細さか、単なる本格化前の戦績か。未知なる道悪とともにひとまず試練が待っている。
ノウレッジは絶好枠を引いて魅力の鞍上配置で脅威の存在になった。差し追い込み馬より逃げ先行馬で穴をあけるのがオールプレス騎手の特徴。女性らしく、あたりの柔らかい乗り方はまさにイメージどおりのコンビ誕生だろう。前走は残り300まで仕掛けを我慢して一旦突き放す内容で着差以上の強さ。
前走でスタートを決められなかったチャーリーブレイヴは半信半疑。デビュー2戦目から3連勝を決めた期待馬だったが、中距離、芝を使って自ら深刻なスランプ入り。矯正不可能なほどガタガタでは陣営に恵まれなかったと割り切るしかない。1年のブランクからの復活は何より順調さがカギを握る。再びひと息入れて乗り替わりなしでは魅力を感じない。
デルマネコムスメは決して千二専門のスプリンターでないことを前走で証明した。いつもどおりに置かれる不器用さも直線では仕掛けを我慢して外一気。良績のなかった休み明けで結果を残せば、本物の勢いとみるべきだ。これでここ4戦で3度目の最速上がり。ますます磨きのかかった瞬発力は天井知らずで、切れ味勝負ならヒケをとらない。 |