13-9、12、14、2
13⇒9、12、14、2 13-9、12、14、2、3、4
大事に使われてきたエーティータラントが前走でいきなり中1週の強行軍。持ち時計更新で0秒8差の8着に一応の収穫だが、見るからに気配落ちを感じさせる平凡な馬体にだったのは気になる。前々走も4角手前から一気に仕掛けて一気差しのムードが直線半ばで勢い止まるという拍子抜け。いくらスローの瞬発力勝負で絶対的な安定感とはいえ、未知なる道悪、勝ち鞍のない阪神という悪条件が重なれば危うい人気馬の誕生か。
マイネルアイザックも取捨が難しい。強調点は阪神(211112)だけ。二千四(113114)の勝ち味の遅さで、何より瞬発力勝負に弱さを露呈し続けている。上がり34秒台以下と最速上がりはわずか1度だけの経験。超スロー確定メンバーではいかにも決定力不足が否めない。稍重(120121)に対して重不(000012)。馬場悪化で見限るべき。
エーシンハクリューは見込まれすぎたハンデ55キロだ。現級も距離も経験不足。5歳にしてようやく3走前に500万を勝ち上がったばかりの上がり馬が、リセット状態の休み明け初戦で、時計を2つも詰めなければならないのは厳しい。パワーが求められる阪神、道悪もイメージに合わない。
一長一短の人気馬揃いでサムソンズプライドを推せる。単調な逃げ馬と思わせたが、前走でイメージ一新。直線残り300で先頭に立って追い比べから意外なしぶとさ。道中は掛かり気味、距離は2度目の経験だったことを考慮すれば、ハンデ55キロは恵まれたか。GⅠ馬モーリス、GⅡ馬エアソミュールに接戦の記録を改めて強調したい。道悪歓迎。 |