12、15⇔12、15、11、７⇔

12、15、11、７、２、14、４、９　(84点)

人気各馬はどこか爆弾を抱えている。まずはゴールデンバローズだが、背伸びしすぎた海外遠征で完全にリズムが狂った。度重なる休養で立ち直るか、このままズルズル引きずるか。55キロの恵まれた斤量で見せ場もなければ、今年後半まで深刻なスランプは続くだろう。
走っても走っても人気にならなかったサンマルデュークは58キロの酷量に嫌気。他馬が止まって映るほどの瞬発力で連続の最速上がりだが、前々走より６キロ増、未経験な斤量でオープン馬相手では条件不利が否めない。
ヒラボクマジックはとにかく最悪な鞍上配置が続いているだけ。乗り方ひとつでいつでもオープン特別は勝てる底力を秘めている。３走前は直線インを突けば勝機だったが、わざわざ外へ出すコースロスで仕掛けの遅れが致命傷になった０秒２差。前々走は抜群の手応えでも馬群を割れない、外へ出せない行き場なしのギブアップ状態から０秒４差。前走は３角過ぎに鞍上が立つほどのブレーキで道中リズムを崩しても０秒３差が底力そのもの。中山千八(５３４０１２)に叩き２戦目(２１２０００)が加わった条件で上位確定。