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京都裏読み
関西
1R3R
8R9R10R11R
ローカル
1R2R
11R
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京都11R

3連単1軸マルチ6⇒5、7、9、8 (36点)

3連複1軸BOX6-5、7、9、8、11

馬単6⇒5、7、9、8  5⇒6、7、9、8

8頭立てで離れた後方待機ならば、いつでも外出し可能だったはず。それでもラチ沿いにこだわって直線残り50から完全に包まれて行き場なしは最悪なコース取りだった。スムーズに捌ければ余裕で突き抜けていたメンバーNo2の上がり時計となったスズカフェアリーは負けて強しの印象を強めた。そもそも自信というより過信の騎乗ぶりで、スタート直後からの消極策がすべての歯車を狂わせた。2、3着がすでに勝ち上がっているデビュー戦は、No2の上がり時計より0秒7も速い最速上がりの切れ味が本来の姿。イメージどおりの乗り替わりで簡単に軌道修正できる。

アマルフィコーストは通用する根拠が浮かばない。デビュー戦のメンバーはその後、2着馬だけが勝ち上がりというレベルの低さ。前走はさらに低調だ。未勝利だった2着馬はその後3戦目でようやく未勝利脱出。3、4着馬はその後重賞で大惨敗。5着馬はオープン特別で何とか掲示板程度。6、7着馬はいまだ未勝利のままなら実質未勝利レベル。時計も上がりもラップにも強調点が見出せない数字だけが並べば、人気ほどの怖さはない。

4角の前3頭で1~3着となった前走をどう評価するか。アルモニアは見た目のインパクトがあっても、数字的にも馬体的にももうワンパンチほしいのが本音。4角で後ろ5頭は完全に圏外となる低調メンバー。残り100から二段加速で相手を圧倒、最後流す余裕もあって最速上がりを素直に評価できない。

トンボイの前走は完成度の高さを示すような大人びたレースだった。4角で十分に引き付けて追い比べに持ち込んでから残り150までに後続を振り切る瞬発力。残り100でセーフティリードの圧勝劇は、単調な逃げ馬や距離に限界の近いスプリンターと思えぬ内容だった。色気を出さずにまずは自分のスタイルで立ち回れるかどうか。ハナを切れば無様な競馬にはならない。

新潟2歳Sのレースレベルはいまだ微妙だ。少なくも前々で粘った馬は減点が必要だろう。当日は逃げ残り連発。逃げ馬2、2、8、12、2、1、2着からもうかがえる逃げ馬有利な馬場だっただけにコーディエライトの取捨は悩む。3着テンクウ、4着エングローサーは次走サウジアラビアRCでそれぞれ4、11着。5着キボウノダイチは次走オープン特別4着。6着オーディトエールが次走オープン特別2着。重賞でははっきり壁ができて、オープン特別でも勝ち切れないのが今までの結果。完成度の高さから好走した2歳夏の重賞実績をそのまま額面どおりに受け取れないもどかしさがある。ここは行きたい馬も揃って前走より展開が厳しくなれば両極端の結果を覚悟か。

モズスーパーフレアはハナも切れた絶好のスタートを無理やり抑えて道中は完全に引っ掛かるという最悪騎乗。またしてもこの鞍上、この厩舎のコンビで負けパターンにはまりながら乗り替わりなしの温情にはどうにも不可解。超ハイペースを余裕十分で逃げ切った前々走が自信にならない感性を疑いたくなる。2歳夏の時点で古馬500万と同レベルの勝ち時計ならば、少なくても自分のスタイルを貫けば大きく崩れることのない絶対的な数字。名手が乗れば勝てる計算も成り立つ力関係でも、レースを組み立てることが下手な主戦ではどうにもならないか。あくまで気楽に乗れる人気薄になってハナが切れた際の残り目。