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阪神裏読み
関東
1R2R
9R10R
11R
関西
1R2R
9R10R
11R12R
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阪神11R

3連単フォーメーション2⇔3、8、9⇔3、8、9、6、1、5、4 (48点)

3連複フォーメーション2-3、8、9-3、8、9、6、1、5、4 (15点)

馬単2⇔3、8、9、6、1、5、4  3⇒8、9、6、1

ダービー前日の3歳500万と5ハロン通過が同タイムで勝ち時計はわずか0秒8上回っただけ。ダービーに時計ほどの価値を見出せないのが現状。それでも前々有利の流れを直線だけの競馬だったエタリオウは日本慣れしている鞍上ならば、あの位置取りの選択はしないでもっと際どいレースが可能だった。流れは落ち着くとわかっていてあの最悪な後方待機。坂を上がってからの末脚は勝ち馬を上回る勢いからも下手な乗り方だったことがうかがえる。距離延びて上がりNo4、5という経験を経て大一番で上がりNo2のスケールアップ。道中あれだけ掛かってもこれだけの脚を使えたことは大きな自信になった。減っていた馬体がどこまで戻るか。テンションの高さもひと夏を越して注目したい。距離適性はNo1。

皐月賞の好走パターンがまるでわかってなかった。この馬が控えたために人気馬も控えたのか、人気馬が控えたために意識して徹底待機を選択したのか。どちらにしても何も考えてないというルーキーレベルの質の低さで4角前にレースは終わっていた。勝負どころである程度の位置取り確保が皐月賞の絶対条件にもかかわらず、反応が悪かったとしても1番人気馬をあの位置取りは考えられい。皐月賞で無策だったワグネリアンがダービーの乗り方を称賛されるのはとにかく違和感。スロー確実なメンバー構成ならば、好位で折り合える馬としてはごく普通の位置取り選択だった。前々走との質の落差があっただけに一変したレースぶりが目立ったのだろう。いずれにしても前走は位置取りが最大の勝因。
前日の3歳500万より0秒8だけ上回っただけ勝ち時計、メンバーNo6の上がり時計に加えて、オークスを物差しにするとさらにイメージダウン。2分23秒8の勝ち時計となったアーモンドアイの上がり時計は33秒2。ほぼ同じ馬場差ならば、いかに低調なダービーだったことがうかがえる。前々で早めに動いたためにいつもより平凡となった瞬発力としても、以前のイメージとどこかズレが出てきているのも事実。ディープ産駒は本格化して約1年で陰りをみせるというのが持論で、主戦の乗り替わりも致命傷になる可能性があるマイナス材料だ。ふた回り以上の馬体成長はほしい。

スローとしては最後のラップがかかりすぎたダービー。エポカドーロの最後の失速は明らかに距離の壁だろう。本来もうひと伸びしていい絶妙のラップ。残り300で3着コズミックフォースに並ばれた後、二の足を使って振り切ったが、残り50となって勢いは完全停止。最後のレースラップ12秒2を踏ん張り切れないのが中距離馬としての宿命か。逃げるしかない単調さだが、かえって迷いなく乗りこなせるのがこの馬の短所でもあり長所でもある。前2走でハイペースとスローを経験したが、どちらかといえば後続馬になし崩しで足を使わせたいハイペースが理想の逃げ馬というイメージ。本番をイメージして3角からペースを上げて単純な瞬発力勝負は避けたい。