2⇒5、6、12、7 (36点)
2-5、6、12、7-
5、6、12、7、4、14、11 (18点)
2⇔5、6、12、7、4、14 5⇒6、12、7
確かにモズスーパーフレアのテンの速さは異次元レベルだが、同じような韋駄天のラブカンプーより外枠は致命的な条件が揃ったことが否めない。10秒台を連発して簡単に振り切った前走はあくまで時計が出やすく、前が止まらない超高速馬場。さらに重賞の経験不足が決定的な減点材料か。古馬の重賞未経験というキャリアの浅さとパンパンの良馬場が絶望的になった未知なる道悪競馬でますます信頼性を失っている。斤量の恩恵がほぼゼロになってますます経験レベルの雰囲気が強まってきた。
モズの条件悪化で波乱前提の狙い。行きたい馬に強力な逃げ馬が揃えば、馬場からも前過ぎず、後ろ過ぎない自在型の台頭か。ペイシャフェリシタにとって願ってもない条件が揃った。まず大きな刺激として乗り替わり。前々走は掛かり気味、前走は不可解な乗り方でレースを捨てている。五分に出たにもかかわらず、必要以上に引っ張り込んで位置取り悪化。さらに4角前にマクり合いになった際も再び引っ張り込んでほぼブービーの位置まで下がっていった。鞍上の重賞での下手さは相変わらずと納得するしかない。休み明け(020102)、叩き2戦目(100004)から叩き3戦目(101002)へ。4歳暮れから千二7戦で1分7秒台以下が4回。十分な時計の裏付け、適度な重賞経験と結果からも盲点。
ローカル重賞専門騎手から名手に乗り替わったダイメイプリンセスにも怖さがある。何と言っても高木厩舎2頭出しを上回る厩舎3頭出しの勝負がかり。何度も複数出しを試みている厩舎がこれまで重賞1勝だけからも力が入る一戦になることは間違いない。千二(321325)で京都(000003)より良績を残す中山(100101)。稍重(101100)も心強い。下手な鞍上にこだわり続けた負の遺産でますます深刻なゲート難に陥っている可能性は否めないが、2、3着馬を上回る脚色で0秒2差まで迫った前々走のGⅠ内容はフロックと思えぬ好走劇。下手に乗り続けられてこのまま引退の道か、ここでV字回復か。名手の腕にすべてがかかる。
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