1、3⇒1、3⇔6、5、7、11 (16点)
1、3-6、5、7、11 1⇒3、6、5
ダノンファンタジーの前走は鞍上の差がそのまま着差に表れた結果だったが、少なくても3着以下の馬には完全に勝負付けが済んでいる。過去10年でこの時計より上回った馬はソウルスターリング(桜花賞3着、オークス馬)、レッドリヴェール(桜花賞2着)、ハープスター(桜花賞馬、オークス2着)、フォーエバーモア(クイーンC馬、桜花賞8着)だけからも絶対的な凄さがわかる。
4角までギリギリ折り合うという良すぎる行きっぷり。直線入口で馬場のほぼ真ん中まで外へブン回ししてから2着馬のマッチレースが始まっていた。坂上で鼻づらが合うほど迫られたが、最後の最後で振り切る完勝は着差以上の貫禄勝ち。下手に乗った2着クロノジェネシスが次走クイーンC楽勝で、レースレベルの高さを再認識させている。必勝パターンと思えぬ追い切りがどう響くか。落ち着きと大幅な馬体増が理想。
外厩頼りの厩舎が自厩舎調整で雲行きが怪しくなったシェーングランツ。厩舎的にも珍しい関西トライアル挑戦にも嫌気が出る。デビューだけに強烈なイメージを残して走るたびに評価を落とすのがこの厩舎の特徴。僚馬グランアレグリアは使い分けの犠牲になったとしても、クラシックも期待されていたスイープセレリタス、ミリオンドリームズなど期待していた牝馬が次々と脱落していった。
前走は負けて強し。直線入口で勝ち馬の真内の位置取りから残り250まで窮屈すぎる競馬。実質残り1ハロンだけで上位3頭より上回る脚色から0秒3差はまさに展開のアヤ。デビューから16キロ減の馬体がどこまで回復するかだが、在厩調整となるとピークに近い状態まで取り戻せる可能性は極めて低いだろう。まずは馬体重注目。大一番を狙うためにも大幅な馬体増が理想になる。
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