８⇒11、６、14、10、４、７、５、12　(168点)

11－８、６、14－

８、６、14、10、４、７、５、12　(18点)

８⇔11、６、14、10、４、７、５、12

人が替わって馬が変わる。ダイワキャグニーは数字的にもはっきり前任との相性の悪さが示されている。ふざけて乗り続けて重賞級の馬を何度も取りこぼすという失態続きは過去の話。前々走でキャリア初の最速上がりから前走でも最速上がりを連発した瞬発力は走るたびに磨きがかかってきた。中山(００１０１１)の馬券圏外だった２戦の弥生賞、中山金杯は右回り云々より距離に問題ということ。５ハロン通過で同日の３歳オープン牝馬より０秒８も遅かった超スローの前走は完全なる前々有利。展開不利だったが勝ち馬より軽く上回った上がり時計は素直に高い評価ができる。いずれにしてもオープン特別３勝、毎日王冠０秒２差の実力馬が乗り替わりの刺激を得て一気にステージを上がっている勢いを重視。

馬自身が強さとモロさが同居なのか、鞍上が流れに応じたアドリブの利かない乗り方だからか。カツジは極端な結果が続いている。３走前は大出遅れでギブアップ状態。前々走は流れを見切ってマクり競馬が奏功したが、前走は早めに動きすぎた大マクりが裏目に出ている。それでもマイルＣＳで最速上がりから０秒２差。ＧⅢでは展開ひとつのレベルであることに間違いない。中山(１００００１)の勝ち鞍はケイアイノーテックに競り勝ったＧⅡのニュージーランドＴ。スタートと仕掛けのタイミングに大きなミスがなければ常に勝ち負けを意識できるレベル。

通算(４２１１００)のダイアトニックはカナロア産駒の成長力に怖さがある。キャリア４、５戦目の千六で１分33秒台を連発。これまで８戦中５戦で上がり33秒台以下という切れ切れの瞬発力は天井知らずの鋭さがある。久しぶりの千六で重賞未経験だが、もうふた回り以上の成長は確約できる雰囲気ある好馬体。恵まれたハンデ重賞こそが狙い目か。このキャリアの少なさで中山千六限定の上がり時計はメンバーＮｏ２。