12⇒4、3、14、6、10⇒
4、3、14、6、10、11、13、9 (35点)
4、3⇒12⇒4、3、14、6、10、11、13、9 (14点)
12-4、3、14-
4、3、14、6、10、11、13、9 (18点)
逃げ差し自在に立ち回って交流戦を制圧したグリムだが、けっして地方馬場オンリーの重賞馬ではない。前々走は乗り替わりが裏目に出た典型的な例。それまで徹底先行で結果を残してきた馬をなぜか折り合いだけに専念して好位差し。人気馬でポカ連発の鞍上らしいへぐりならば、強引なマクり競馬で0秒1差まで迫れた内容に価値を見出したい。前走は前残りのサバイバルレースをメンバーNo2の上がり時計で制してさらなるスケールアップ。稍重(311001)で足抜きのいい馬場も何ら問題ない。
前2走の落差ある内容はレースレベルの違いはもちろん、ハンデ頭という斤量が意外にも響いた結果だろう。リアンヴェリテの落差ある前2走は重賞であっさり勝っても驚かないが、淡泊に負けても驚かないのが本音。少なくても5ハロン通過で良馬場は60秒前後、稍重は59秒前半がこの馬にとってリミットということ。行きたい馬が揃った同型揃い、前走が中1週で激走の反動の心配、重賞が初挑戦など数々の試練があるだけに千七(400000)ほど凄みは感じられない。
3戦連続の最速上がりで本格化が示されているモズアトラクションは、まともに立ち回れば走るということを証明し続けている。名古屋大賞典4着、平安S2着。重賞わずか2回だけの経験だが、展開や乗り方ひとつで常に重賞勝ちを意識できるまで完成されている。3走前は上がり36秒台がたった3頭の中で最速上がりで重賞級を確信。56キロで挑めることや小回りへの意外な対応力の高さに活路を見出す。
ハイランドピークは控える競馬で策のないことを理解してない鞍上配置の前2走は無視していい。とにかくモマれないこと。ハナか、番手に好走パターンを絞るしかない単調な先行馬はスタート直後の位置取りで勝負が決まる。昨年のこのレースの覇者。馬場回復が遅れるほど色気が出る。
ドリームキラリの前走は同日の3歳500万とほぼ同じラップならば、59キロを背負ったとはいえ、逃げ残りは当然だった。昨年はもうひとレースを挟んでこのレースに挑んだが、今年は7歳にして休み明け(100103)で挑まなければならなくなった。札幌(112000)だけが頼り。
サトノティターンの前走は苦手なコース、京都(000002)の2戦連続の惨敗がすべての敗因として割り切れる。本来ならばこの馬向きの追い込み競馬だったが、完全なる不発。瞬発力に磨きのかかっていた現状でメンバーNo8の上がり時計がすべてを物語っている。乗り替わりで以前の行きっぷりを取り戻したい。
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