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新潟裏読み
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新潟11R

3連単フォーメーション13⇒14、5、6、7、3⇒

14、5、6、7、3、17、10、16 (35点)

14、5、6⇒13⇒14、5、6、7、3、17 (15点)

3連複フォーメーション13-14、5、6-

14、5、6、7、3、17、10、16 (18点)

馬単13⇒14、5、6、7、3、17、10、16

14、5、6、7、3、17⇒13

ミッキーグローリーディープ産駒らしい一気の成長具合。マイル重賞ロードでは主役として扱うべき。母メリッサは6歳で初重賞制覇したスプリンター。道悪下手で夏女というイメージが強かった。稍重(100000)で良績を残すものの、良馬場の夏競馬こそがベストの条件だろう。とにかくこの馬は完全燃焼型。唯一、掲示板を外した1戦でも着差はわずか0秒4差で通算(613011)。走るたびに時計を縮めて、初重賞挑戦で初めて1分32秒台に突入するという勝負強さが産駒のエリート気質ということ。初のGⅠだった前走では最速上がりを叩き出すなど、最近は持ち前の数字以上の走りを連発している。掛かることもなくなって折り合い良化。時計勝負にも瞬発力勝負にも数字を残して56キロで挑める好条件のレースは取りこぼせない。

ミエノサクシードは最近のレースでまともに立ち回ったこともないのに掲示板を連発がある意味凄い。3走前は未勝利並みのラップで痛恨の出遅れから後手後手。前走はかなり離れた後方で無理やり引っ張り込んで折り合いを欠く始末。極めつけの前走は残り150まで突き抜けるスペースを探すものの、結局みつからず馬群に包まれながらレースを終えている。前々走は勝ち馬を上回る上がりNo2、前走はまともに追うこともなく、上がりNo2で7度目の1分33秒台以下を軽々叩き出した。馬群を割るような度胸も技術もないのに馬群の折り合いにこだわりが馬の出世を阻んでいる最大の理由。重賞でまともに立ち回るのが1割以下という確率の鞍上だが、スムーズに捌いた際の瞬発力は侮れない。

相変わらず隊列で位置取りを決めるという鞍上配置のソーグリッタリングは強気になれない。象徴的だったのが前走だ。直前の雨で鞍上の体内時計は完全に狂った。多少の雨を割り引いても、同日の3歳未勝利二千より5ハロン通過が遅いラップは考えられないほどの超スロー。上がり33秒2以下が9頭もいることからも、いかに直線だけの競馬になったことがわかるはず。その流れの中で、直線まで仕掛けを我慢すれば前残りを許すのも当然で、勝ち馬とは明らかに鞍上の技量の差がそのまま着差に直結した内容だった。千六(530311)、休み明け(320101)だが、持ち時計No11が現状のスピード指数。とにかく重賞では人気馬で裏切り続けて、人気薄で穴をあけるのが鞍上のパターン。数字ほど怖さはない。

NHKマイルの数字は古馬2勝~3勝レベル。高く見積もっても重賞掲示板程度でケイデンスコールはひとまず評価を下げた。前走3着馬カテドラルは手頃な相手の古馬重賞初戦で人気になって完敗。着差も上がりもわずかに上回った程度の数字ではケイデンスも計算上、苦戦を強いられることが避けられない。6戦して5回の最速上がりでも、基本的にレースの経験不足。持ち時計No9から極限の時計勝負を求められるにもかかわらず、休み明けのローテも決定的な悪条件か。常識的にひと叩き後。