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中京裏読み
関東
1R2R
3R9R10R11R
関西
2R10R
11R12R
JRAホームページ

中京11R

3連単フォーメーション3⇒14、15、9、1、5、8⇒

14、15、9、1、5、8、7、2 (42点)

14、15⇒3⇒14、15、9、1、5、8、7、2 (14点)

3連複フォーメーション3-14、15、9-14、15、9、1、5、8、7、2 (18点)

馬単3⇒14、15、9、1、5、8、7、2  14、15、9⇒3

レコード確実な超高速馬場だったオークスがまさかの平凡な数字。前2年は2ハロン目からすべて12秒5以下だったが、今年は6ハロン目で13秒台を連発。自身のリズムを崩すほど逃げ馬がブレーキを繰り返すという強烈なペース音痴ぶりで、逃げ馬を目標に立ち回っていたクラヴァシュドールもリズムを崩して共倒れになった。とにかくじっくり構えればある程度の瞬発力は確約されていたペースの遅さ。リアアメリアのメンバーNo2の上がり時計をどう評価するかだが、現時点ではディープ産駒の早熟マイラーという評価に変わりない。

デゼルに怖さはない。結局キャリア2戦だけでオークス好走など問題外だったということ。圧倒的な瞬発力だけで勝ち上がった成熟前の3歳馬。遅いラップで楽な追走、さらに平凡な勝ち時計で経験値そのものは入着レベルだったことが裏付けられただろう。いずれにしても上がり時計だけに注目が集中しすぎるディープ産駒の典型的な人気先行型。くしゃくしゃにモマれてもがいていた直線の姿から、ひと夏を越しても一変をイメージしにくくなったことは間違いない。圧勝しても惨敗しても驚かないキャリア4戦目。次につながる数字の裏付けがほしい。

リアアメリアはオークス4着となってもイメージが悪いままだ。夏前デビューのディープ産駒は3歳4、5月までにどこかで低迷期を迎えるのが持論だが、V字回復するために前走のインパクトでは足りない。勝ち負けか、高いレベルの数字で裏付けられてからようやく復活のシグナルとして受け取るべき。前走は乗り方も悪かった。スローを徹底待機はもちろん、外差しの利かぬ馬場で内目を無視して勝ち馬よりさらに3、4頭分も外に出したことは解せない。新鮮味のないコンビ続投もマイナス材料のひとつ。さらに決定的なのが厩舎の不振だろう。昨年はあれだけ重賞を勝ちまくった厩舎が、今年はJRA重賞未勝利という落差。とにかくここで勝ち負けしないと次につながらないほど崖っぷちに立たされている。

瞬発力は天井知らずで磨きがかかって、時計勝負にもメドを立てた心強さ。実績はデゼル以上で互角の瞬発力も兼ね備える切れ者フアナは、真夏の競馬を使った影響がなければ上位確約レベルだろう。4戦連続の最速上がりで数字的にもはっきり裏付けられるほど凄い成長力。前々走は隣の馬にぶつけながら抜け出したが、まともに追えたのは正味残り1ハロンだけで0秒1差。外枠なのに直線でスムーズに捌けなかった無念を晴らすにはコース的に絶好の舞台となる。JRA4勝だった母譲りの瞬発力と時計勝負の強さを受け継いだ良血馬が、2ハロン目からすべて11秒台という高いレベルの前走を経験して本格化が加速。ピークをにおわせる勢いならば大仕事への期待が増してくる。