6⇒7、4、10、9 (36点)
夏場で成長してきた上がり馬が実に地味。驚くような時計や瞬発力が見当たらなければ、春当時の力関係でそのまま結果に直結するか。いずれにしても重賞の経験馬と未経験馬では雲泥の差。ため逃げよりなし崩しに脚を使わせて本領のバビットには理想的なメンバー構成だろう。瞬発力型でも上がり33秒台経験が1、2回。長くいい脚を使うようなタイプが相手ならば、強気の逃げで完封できる自信は持っている。前走は残り4ハロンから11秒台突入。4角前に引き付けて直線入口で早くも後続を引き離し。残り1ハロンで勝利を確信できた横綱相撲は古馬2勝クラス級の勝ち時計からも逃げ馬として資質の高さを示した。とにかくハナが絶対条件で自分のスタイルに持ち込めば崩れるイメージはまったく浮かばない。勝負弱くなった鞍上だけが不安材料。
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