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中山裏読み
関東
1R2R
3R5R8R10R
11R
関西
1R2R
5R10R
11R
ローカル
1R2R
6R7R
11R
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中山11R

3連単フォーメーション9⇒12、4、7、1、6、2⇒

12、4、7、1、6、2、15、8 (42点)

12、4、7⇒12、4、7⇒12、4、7、1、6 (18点)

3連複フォーメーション9-12、4、7-12、4、7、1、6、2、15、8 (18点)

馬単9⇔12、4、7、1、6、2、15、8

秋華賞でうまく立ち回れば三冠を阻止できたマジックキャッスルとは雲泥の差。鞍上のレベルの違いを示したアリストテレスの前走はこれぞお手本のマンマークという乗り方だった。さすが名手。三冠阻止にこれ以上のない見事な捌きで絶対王者をデビュー以来初と言えるほど慌てさせた。道中はスタート直後から終始、勝ち馬の真外の位置取り。4角で勝ち馬より手応えは劣ったものの、残り150で鼻づらが合うまで接近してそこからジワジワと迫るしぶとさは、長距離適性がこちらが上としても内外が逆ならば逆転があっただろう。いずれにしても勝ち馬を上回った最速上がりで同タイム2着は同等の評価ができる。裸同然の55キロでここは負けられない。

少なくてもクラシックで馬券圏内だった馬はこの程度相手にはレベルが一枚も二枚も上が常識的。先週のアドマイヤビルゴとはスケールそのものが違っている。理想的な馬場悪化でサトノフラッグはますます色気が出てきた。強さとモロさ同居というより、いまだに鞍上が手の内に入れてないというのが現状か。仕掛けどころが難しく、スローになると鞍上の手腕が問われている。ダービーは超スローを仕掛けの遅れがすべて。掛かったことも響いたと割り切れば、弥生賞2着、セントラト記念3着というトライアルの強さはまだまだ胸を張れるだろう。好機のマクりが決まるような流れが勝ち負けの絶対条件。スローにもハイペースにもなりすぎないラップが理想。アリストの3馬身程度後ろから虎視眈々か。

ヴェルトライゼンデの前走はペース音痴の鞍上に殺された。スローを見極められなくなったロートル騎手らしい負けパターン。1~5着馬の4角の位置取りが4、4、11、2、11番手が示しているように、勝ち馬に対して瞬発力でまったく抵抗できなかったにもかかわらず、勝ち馬より消極策がすべてを物語っている。アリストとの差は馬の能力云々よりも鞍上の資質の問題ということがわかるだろう。本来なら1発レッドの乗り替わりをまたも恩情のコンビ続投。上がり33秒台が1度も経験ない馬を前走のような待機策を繰り返す可能性も含む鞍上ではさすがにワイドラインの狙いが妥当。乗り替わり待ちが本音。