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中山裏読み
関東
2R3R
11R
関西
2R10R
11R12R
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中山11R

3連単2軸マルチ15、11⇒17、3、4、2、8、6 (36点)

15、17⇒3、4、2、8 (24点) 15、3⇒4、2、8 (18点)

3連複フォーメーション15-17、3、4-11、17、3、4、2、8、6、13(18点)

馬単15⇔11、17、3、4、2、8、6、13

オークス3着で上がりNo2。確かに前走の数字は立派だが、ハギノピリナを信じられないのが本音。前走は土日共に逃げ番手が苦戦していた馬場状態とはいえ、4角前に一気の仕掛けから5分どころまで大回りのロス。しかも直線では内へ外へとヨレまくり。残り300で外にヨレていたにもかかわらず、左ムチ連打でさらにヨレ方を悪化されたことが致命傷になっている。残り1ハロンからは手前を何度も替える若さも露呈。少しでも真っすぐ走らせれば、少しでも手前替えがスムーズならば、2着馬より脚色優勢からも楽々2着に届いたことは言うまでもない。それでもGⅠ3着を強調か、馬の成長は見込めても鞍上の未熟さで足を引っ張ることに減点か。いずれにしてもトリッキーな中山で好結果を出しにくい人馬である。

同じくオークスで下手に乗ったスライリーは変わる余地を残している。逃げ先行が苦戦傾向の馬場を考慮してか、決め打ちのような後方待機は終始掛かって完全裏目。まったく流れに乗れなかったが、それでも1秒差に価値を見出すしかない。すでに何度も控える競馬で掛かる仕草を連発の気性先行型。差し馬としての未練を断ち切れば、再び前々走のような積極策で蘇る可能性が出てくる。高速決着に確かな裏付け、上がり33秒台以下を経験している先行型にはまった際の怖さ。

ファインルージュはいかにもマイラー体型。一気の距離延長のオークスは折り合ったものの、フェアリーSで上がりNo2、桜花賞で上がりNo3のような瞬発力型は完全不発で終わったことが距離不適の証そのもの。二千の距離経験がなく、スタミナに確かな裏付けもないが、桜花賞まで走るたびに示してきた成長力は侮れない。馬体重云々というより見た目すっきりが理想。