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東京裏読み
関東
7R8R
9R10R
11R12R
関西
10R11R12R
ローカル
10R11R
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東京11R

3連単フォーメーション5、10、11⇒5、10、11、2、6⇒

5、10、11、2、6 (36点)

ポイントになりそうなのが東スポ杯組だろう。なぜか近年は東スポ杯からのステップを避けられる傾向で、前4年は東スポ杯からのステップが不在。
5年前は東スポ杯2、3着馬がワンツーを決めたとはいえ、15年東スポ杯2着アヴニールマルシェ、16年東スポ杯1着スマートオーディンがいずれも共同通信杯2番人気でそれぞれ5、6着だったことも考慮すると決して路線を確立したわけでもないということ。基本的に先を見据えた瞬発力自慢が集まるだけに良馬場が絶望となる馬場状態で波乱は避けられなくなったか。
そもそも今年の東スポ杯を世代トップレベルというほどレースレベルになく、ごく標準だったことが常識的な見解だ。3着テンダンスは次走京成杯5着、4着ダンテスヴューがきさらぎ賞で競り負けの2着、5着レッドベルアームが次走シンザン記念3着がすべてを物語っている。
同日の未勝利二千で比較すると明確なレベルが浮き彫りなってくる。昨年東スポ杯1分47秒5で二千未勝利2分0秒9。今年1分46秒4で未勝利二千はレコードの1分59秒2。馬場差は単純計算で東スポ杯で1秒1、未勝利で1秒7も今年が速い。春のクラシックで散々な結果に終わった昨年の1、2着馬から少なくても今年の2着以下に過度な期待はできないのが現実。

東スポ杯と同日か、同週だったジュンプロッサムダノンベルーガも同様の見解。時計が出やすい馬場だったことは間違いなく、アテにならない数字でここではかなり微妙な扱いになるだけにジオグリフの評価は一気に上昇する。前走はまさに使い分けの悲劇。お客が納得していたかどうかは別にして、前々走の千八でも大きく置かれていた癖馬を距離短縮で挑めば、前走のようなことが起きることは容易にイメージできたはず。いずれにしても終わってみれば勝ち馬と同じく最速上がり。3角でギブアップ確定レベルの置かれ具合から0秒5差に迫れば、上々の内容だったと割り切るべきだろう。重賞ホルダーが前走のGⅠも含めて全3戦で最速上がりは特筆もの。洋芝経験済みで馬場悪化はむしろ歓迎か。末脚は鋭さを増して馬体の充実も目立っていた馬。ここでクラシック候補筆頭に躍り出ても驚きはない。まずはスタートに集中。