5、10⇒11⇔5、10、6、2、7 (20点)
ダノンスコーピオンはまたも悪夢が頭をよぎる。馬主が悪いのか、預ける厩舎が悪いのか、この馬主のレースマネージメントには首をかしげたくなる。とにかくクラシックまでまともなローテを組むことが稀になっている事実。ここ2、3年でも顕著な傾向。ダービー2着のダノンキングリーがデビュー2戦連続で千六。皐月賞もダービーも初距離で距離延長の連続だったことを考慮すれば、デビューからダービーを意識したローテにすべきだったことは言うまでもない。ダノンプレミアムはダービーが休み明けにまったく良績のないにもかかわらず、弥生賞からぶっつけ本番。案の定6着にはぐうの音も出ない敗戦だったか。これだけミスを重ねながら昨年もまた悪夢を繰り返す。ダノンザキッドは馬主も厩舎もクラシックにあこがれすぎて客観的に判断できなくなっていた。失速気味の入線だったホープフルSで明らかな距離の壁を示していたが、適性を完全無視して弥生賞、皐月賞へ。惨敗はある程度予測できた結果だった。今年もこの馬がどっちつかずのローテで彷徨い始めれば、年明け初戦のここが分岐点か。勝つイメージは浮かばないが、大きく崩れるイメージもない。いかにも連軸向き。
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