1⇒4、10、5、6、8、12 (90点)
天皇賞秋、ジャパンCでいずれも4着馬が56キロで挑める京都記念。ごく普通ならば圧倒的1番人気になるはずのサンレイポケットがこの程度の人気になるのは明らかに鞍上が足を引っ張っているからだろう。誰もが勝てるぐらいに重賞の数が増えているにもかかわらず、いまだキャリア通算でGⅢ3勝だけ。4番人気でカデナ、8番人気のファストフォース、3番人気のサンレイポケットなど、気楽に乗れた際の重賞勝ちのみ。人気になるほど鞍上の"イップス"は強烈になる可能性は高まっている。もとよりこの馬はハイでもスローでも徹底待機で直線だけの勝負を貫いてきた不器用な馬。ここでいきなり4角前の仕掛けは御法度だが、それでも仕掛ける選択をするのが重賞を勝てない理由だろう。いずれにしてもこれまでどおりの乗り方ができるとは到底思えない鞍上レベル。二千二(010100)、阪神(000002)、休み明け(001102)。距離もコースもローテも未勝利でこのコンビ継続はあまりにも酷。
スローになりすぎたために、マクってもラップそのものが一気に速くなったために追い上げられなかったタガノディアマンテの前2走は度外視していい。もとより直線だけでぶっこ抜くほどの瞬発力は兼ね備えてなく、4角でどれだけ先頭に近づけるかが勝敗を分けてきた大味な勝ちパターン。乗り替わりのテン乗りは7回で1着2回、2着2回、3着1回。すべて5着以内の結果に不気味さが漂う。4角の位置取りを意識して立ち回れば結果に直結する。
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