4、9⇒6、12、3、8 (24点)
4、6⇒12、3、8 (18点)
4、9、6、12、3
9、6、12、3、8⇒4 9⇔6、12、3、8
超強気の徹底先行で菊花賞を制覇したアスクビクターモアはあれ以上の乗り方はなかったという勝ち方だっただろう。超スローのデビュー戦こそ、上がり33秒台の脚を使ったが、本質は追って味のない単調な先行馬。常に勝負どころからなし崩しに脚を使わせるかが焦点になっている。理想通りの渋り目の馬場とはいえ、致命的な瞬発力不足でスローになって打つ手なしがこの馬の特徴。2戦連続で最高の乗り方が続くと思えず、同型が超強力となればますます妙味はなくなる。
59キロに加えて近走にない強力な同型揃い。タイトルホルダーの深刻なスランプ入りを危惧。残って当然のラップで無抵抗の失速がどうにも解せない。少なくてもここでスランプ入りか、V字回復かのターニングポイントになるレースになったことは間違いない。前半スローでロングスパートが勝ちパターンの馬にとってハイペースで飛ばしたいアスクに突かれることだけは避けたい。いずれにしてもアスクとの共存は極めて低いか。
好不調がはっきりしたメンバー構成で必然的にライラック中心になるのは自然な流れ。馬体増に課題を抱える小柄な馬が前走で自身の最高体重。道悪も苦にしないパワフルなフットワークを証明すれば、気難しさの出てないオルフェ産駒にますます期待が高まっていく。何より人気2頭より恵まれすぎた斤量54キロ。4角ブン回しの勝ちパターンに固めた追い込み馬は人気2頭のやり合いをひたすら待つ。
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