10、18、5、16、17、12
阪神の大改修工事後の92年以降、初の1分33秒台突入となった桜花賞が03年。その年から桜花賞レコードになった年に注目だが、意外にもそれぞれの桜花賞上位組はオークスで直結しない。
92年以降で桜花賞レコードになった年度・桜花賞勝ち時計・桜花賞の1~3着馬(人気)⇒それぞれのオークス着順(人気)
03年1分33秒9
スティルインラブ(2人)、シーイズトウショウ(13人)、アドマイヤグルーヴ(1人)⇒
オークスは1(2人)、12(12人)、7(1人)着。
04年1分33秒6
ダンスインザムード(1人)、アズマサンダース(7人)、ヤマニンシュクル(4人)⇒
オークスは4(1人)、8(3人)、5(2人)着。
05年1分33秒5
ラインクラフト(2人)、シーザリオ(1人)、デアリングハート(10人)⇒
オークスは不出走、1(1人)、不出走。
10年1分33秒3
アパパネ(1人)、オウケンサクラ(3人)、エーシンリターンズ(11人)⇒
オークスは1(1人)、5(3人)、14(7人)着。
18年1分33秒1
アーモンドアイ(2人)、ラッキーライラック(1人)、リリーノーブル(3人)⇒
オークスは1(1人)、3(2人)、2(4人)着。
19年1分32秒7
グランアレグリア(2人)、シゲルピンクダイヤ(7人)、クロノジェネシス(3人)⇒
オークスは不出走、12(5人)、3(2人)着。
20年1分31秒1
ソダシ(2人)、サトノレイナス(1人)、ファインルージュ(8人)⇒
オークスは8(1人)、不出走、11(4人)着。
今年は桜花賞レコードではないが、4回目の1分32秒台以下。歴代No2の勝ち時計からもレースレコードに近い内容。18年のように桜花賞でもオークスでも人気だった馬と違って、過去の傾向から今年も桜花賞組が独占することは極めて確率が低いだろう。
これら高速決着した桜花賞2、3着馬がオークスで勝ったのは意外にも桜花賞1、3着馬が不出走だった05年だけ。基本的に高速決着だった場合の桜花賞2、3着馬が勝つことのない傾向は強まっている。
結論は桜花賞馬が勝ってヒモ荒れか、桜花賞1~3着馬が全滅かの二択。
上記の年度の中で桜花賞組以外のオークス3着以内だった傾向は
03年2、3着馬は東京経験か、二千経験
04年1~3着馬は東京経験か、最速上がり3回経験
05年1~3着馬は上がりNo3を3回経験か、東京二千経験
10年1、3着馬はいずれも東京二千経験
東京二千の経験と瞬発力型であるかどうか。
今年のフローラSは過去10年で勝ち時計もレースの上がり時計もNo2。未勝利レベルのラップだったことを考慮すれば、逃げ切った勝ち馬より控えたソーダズリングとイングランドアイズに妙味。
|