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小倉裏読み
関東
10R11R
関西
9R10R
11R
ローカル
1R9R10R11R
JRAホームページ

小倉11R

3連単2軸マルチ4、9⇒13、10、11、12 (24点)

4、13⇒10、11、12 (18点) 4、10⇒11、12 (12点)

3連複フォーメーション4-10、11、12、18-

9、13、10、11、12、18、15 (18点)

ママコチャには色々驚かされる。まずは前走の内容だ。4角前に惨敗確定になるほど折り合い難。これだけ下手に乗っても終わってみれば圧勝になったことがひとつ目の驚きだった。スローの直線勝負で上がり差0秒5はスローの直線だけの競馬では大差に近い完勝。ラスト11秒0からも納得の強さだった。ふたつ目の驚きはあれだけ下手に乗っても乗り替わりなしということ。さらなる距離短縮で陣営は折り合いOKと安易な考えか。むしろ初のスプリント戦となる馬に戸惑いが出るのは確実で不確定な距離、鞍上、折り合いではひとまず評価を下げるべき。

同日の古馬1勝より遅いラップならば当然の逃げ切り勝ち。レコード連発だった前2年よりレースの上がり時計が速いことが確かな裏付け。ジャスパークローネの前走はあくまで展開の利。小細工の利かない逃げ一手の単調さに加えて、これまで千二で前半3ハロン32秒台以下が未経験という逃げ馬。重賞での連続好走にまったくイメージできない。とにかく厳しいレースの経験不足。簡単に自滅しても驚かないほど数字的な凄みはない。

同型モズメイメイジャスパーとの意地の張り合いになるだろう。スプリント戦なら控える形で結果が出る可能性はあっても、デビュー3戦目から問答無用の逃げに徹してきた逃げ馬。主戦から離れた時点で八方ふさがりが自然な流れ。スプリント戦はわずか1戦だけのキャリア。そのレースも単騎逃げで4角絶好の手応えという楽な展開ならば、ここで壁に当たるのが常識的。

1年以上のブランク明けから前走で28キロ減でも細くないが、ダイエットとしても前走が限界の数字。さらに復帰後は休みなしで今回が叩き6戦目。しかも鞍上弱化をにおわせる微妙な乗り替わり。数々の条件で減点傾向のサンキューユウガだが、千二(361020)の安定感と7歳にして前走で自己ベスト更新に不気味さを漂わせている。勝負弱さ露呈の直線坂コースと違って平坦(200010)。何より前走同様に裸同然の斤量で挑める好条件を強調したい。キャリア初の55キロは前走に次いで自身2番目の軽量。