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札幌裏読み
関東
10R11R
関西
9R10R
11R
ローカル
1R9R10R11R
JRAホームページ

札幌11R穴推奨レース

3連単2軸マルチ13、6⇒5、4、3、12、11 (30点)

13、5⇒4、3、12、11 (24点) 13、4⇒3、12 (12点)

馬単13⇔6、5、4、3、12、11

ひたすら二千だけを使ってきたのが御法度のローテだったのか、二千にこだわり続けてきたにもかかわらず、賞金ほしさに目先のレースを使った前走こそが断罪すべきローテなのか。いずれにしてもジャックドールの休み明け初戦は今後を占う大事な一戦になったことは間違いない。前々走は同日の古馬1勝に1秒6しか上回らず、さらに加えれば昨年の札幌記念の5走前でも同日の古馬1勝よりわずか1秒上回った程度。この馬が前々になると各馬、躊躇してペースも時計もレベル低下する不可解さ。二千の重賞勝ち2戦ともに数字的に強調点を見出せず、冠だけがフューチャーされている。差し追い込み馬を含めて全馬がジリっぽさを抱えていたというある意味、特異なメンバーに助けられたことが否めなくなっている。とにかく行き切って今回もひたすら他馬の凡走待ちか。

まだまだ上り調子と判断すれば主役級の評価が当然だが、シャフリヤールのピークはひと昔前とみている。少なくても自信のあった瞬発力に陰りが出ていることは数字的にはっきり表れている。海外レースに加えて名手らしからぬ折り合い難で自滅した3走前は論外だが、この馬にとって絶好のスローの瞬発力勝負になった前々走がまさかの結果だった。最速上がりになったとはいえ、他2頭と同タイム。最速上がりでダービーを差し切った切れ味自慢の瞬発力型にとって言わば屈辱的な結果だろう。調子の波から1度落ち込んだディープ産駒のV字回復なしという持論からも実績ほどの凄みを感じなくなっている。現実にJRAでは3歳以来と古馬相手に勝ち鞍なし。

あれだけ勝ち鞍や重賞勝ちを増やしてもGⅠはわずか1勝だけという鞍上に託した3走前は頼んだ相手が悪かったということ。プログノーシスが主戦に戻して再び軌道に乗る。同日の2歳未勝利より遅いラップで直線まで仕掛けを我慢が未熟さの象徴。まさに鞍上のへぐりで取りこぼした一戦は勝ち馬より0秒8も速かった最速上がりでも馬券圏外になったことで、重賞で人気馬に乗る資格なしという強烈なレッテルを張られた形になったことも自業自得だろう。上がり時計のわからない前走は除外して、キャリア2戦目以外はすべて最速上がりというディープ産駒の中でもエリート中のエリートだった瞬発力型。ある程度の強引さでも衰え知らずの末脚で、豪快なフットワークからはむしろ洋芝に向いているイメージがある。直線の短さより初平坦が唯一の死角。