12、8、10⇒12、8、10⇒
12、8、10、9、7、2、3、6 (36点)
見た目にも血統的にもマイラーのイメージが強いシヴァースが距離延長はもちろん、平凡な時計の勝ち上がりで人気になる違和感。翌日の新馬と勝ち時計もラップもレースの上がりも最速上がりもほぼ同等のジャスティンアースに妙味なく、過去10年で道悪を含んでもレースの上がり時計がブービーとなる今年のシンザン記念3着となるウォーターリヒトも真価を問うのはまだ先だろう。
抜群の反応でデビュー戦を快勝。上がりNo2より0秒9も速い最速上がりの完封劇は低く見積もって重賞入着級。母はJRAで千六~二千六で3勝という血統背景からも距離短縮に何の問題もないビザンチンドリームのレースぶりに注目できる。
スタートミスから4角ブン回し。立ち回りとしては最悪に近かったものの、すっきりした馬体からはまさにイメージ以上のパワフルさだった。残り300からエンジン全開。残り100で先頭に立つとそこからさらなる伸びで他馬を圧倒した。先頭に立つと同時に逆手前になったことや最後流したことを考慮すれば、上がり33秒台はまさに出色。手頃な相手の重賞で主役として扱える。
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