9⇔10⇔6、12、8 (9点)
9⇔10、6、12
過去10年の京都開催では初の23秒台でもレースの上がり時計はワースト。今年の日経新春杯は後方より前々で耐えた馬に価値を見出せるだけにブローザホーンの評価に迷いが出る。もとより連戦をこなせない非力さを抱える小柄な馬。休み明け(211001)でテッポー駆けに何の不安はなくても、さすがに初の58キロで不安が出てくるだろう。平坦か、道悪かに良績集中もこれからの課題点。
同じレースでも前々で凌いだサヴォーナは価値がある。馬というより鞍上の勝負弱さがネック。負け続けても同じような仕掛けのタイミングと位置取りにこだわって勝ち切れないレースは続くが、神戸新聞杯も菊花賞も残り4ハロンから11秒台のロングスパートを耐え凌いだ実績は胸を張れる。世代レベル云々よりGⅠ(3着に0秒1差)、GⅡ(同タイム2着)の冠レースでの実績を強調したい。
狙いはワープスピード。鞍上に恵まれたなかったがいよいよ名手配置で本領発揮となりそう。徹底してマラソンレースを狙ったが、前2走の結果は冠ほしさでいくらか背伸びした挑戦だったと納得するしかない。常識的な立ち回りで着差以上の完敗は経験不足を割り引いても物足りない内容だったことが否めない。良績のなかった距離から二千四(301300)、持ち時計No1で条件好転。キャリア戦績の中で飛びぬけた4着7回という壁は越えられそう。
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