11⇒３、９⇔３、９、２、５、12、１　(18点)

３⇒11⇒９、２、５、12、１　(５点)

１度の海外制覇がある意味、この馬の大出世を阻んだ。その後４度の海外失敗(負け)を繰り返しているシャフリヤールは海外遠征の繰り返しでダメージの蓄積から衰えていく典型的な例だろう。国内専念なら今より２、３億円は稼げたはずだけに、これだけの高額募集馬を海外照準させたことはもちろん、会員を説得し続けて最悪なローテを可能にしてきたことにも驚く。いずれにしても半端な休養と無謀な挑戦の繰り返してディープ産駒としてのピークは風前の灯火。７歳のディープ産駒に上がり目なしの定説どおりなら残り４カ月弱。あと２、３戦だけという土俵際となったに間違いない。不振というより落ち目に近いほど低迷中の厩舎がさらなる追い打ちとなれば、テン乗りもたいした刺激にはならないか。ここ好走ならば褒めるべき"神マネジメント"だが、昨年同様の悲劇を繰り返せばここを選択した陣営すべてが問われる。昨年のこのレース惨敗は単なる状態の悪さと思えぬ大惨敗で、小回り適性の低さが敗因となったことが極めて高い。現時点では数字的にもイメージ的にも凡走する姿だけが浮かぶ。