1、8、12、4⇒1、8、12、4、6⇒
1、8、12、4、6 (48点)
1、8、12、4、6 1、8、12、4
昨年に続き今年のダービーもまたレースレベルが低いと断言していい。2年連続でレコード確定の馬場にもかかわらず、各馬が消極的すぎて前半5ハロンがオークスより4秒5も遅いラップだからこそ、残り5ハロンからラストまで11秒台となっている。内々で直線まで我慢できた勝ち馬はまさに展開の利があってレースの上がりが33秒後半。最速上がりが32秒台にならなかったことが低調レースの決定的な証だろう。ダービーの着順、着差基準より皐月賞を物差しにするのが常識的な選択。
アーバンシックが着順、着差以上に散々な内容だった前2走だが価値を見出せる。とにかく鞍上とのコンビ間の悪さがすべての元凶。折り合わせることができず、いずれも向正面で好走を期待できなくなるほどの折り合い難だった。それでも前2走で上がり時計はそれぞれNo3、4が能力の高さ。折り合いを欠くことを恐れてスタート直後から無意味な引っ張り込みを止めて、常識的な位置取りとスムーズな立ち回りを手に入れれば、この秋に化ける可能性を一番秘めている馬だろう。すでに悪癖を固められたか、頼りになる鞍上配置で軌道修正か。この馬にとって大事なターニングポイントになる。
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