14⇔5⇔13、2、15 (9点)
14⇒13、2、15⇒13、2、15、10、3 (12点)
14-5、13-5、13、2、15、10、3、4、1 (13点)
14⇒5、13、2、15、10、3 5⇒14、13、2、15
過去10年で前走オークスからのぶっつけ以外になると紫苑SとローズSでほぼ独占。
秋華賞の3着以内の前走は
紫苑S14、16、17、19、20、21、22年で計8頭
ローズS14、15、16、17、18、19、21、23年で計11頭。
超王道路線だったローズSに近年は若干の陰りがみえるものの、第1回の96年以外、97~23年まで紫苑Sか、ローズSのどちらかが必ず馬券に絡んできた。とりわけローズSは絡まなかった96年(1~3着の前走はNHKマイルC、900万、オークス)、20年(オークス、紫苑S、古馬2勝)、22年(紫苑S、オークス、オークス)が珍しいぐらい。
もちろん、今年の注目もローズS組だが、着差以上の完勝だったクイーンズウォークにも大きな壁がある。まさにオークスと同じ最凶ジンクス。オークス時に指摘した立ちはだかる馬体重の壁はこのレースも継続されている。牝馬と高速決着の因果関係なのか、第1回から続く大型馬の限界。これまで前走500キロ越えはわずか2頭だけ。
08年3着プロヴィナージュ前走514キロ
16年2着パールコード前走518キロ
前走522キロのクイーンズにとって過去40年で存在しない大型馬の好走だけにジンクスを打破するのは相当な実力と運が必要ということだろう。ローズS組は勝ち馬以外の価値を見出すのが難しいならば、1~3、6着馬が出走する紫苑S組の台頭がセオリーか。
もうひとつのジンクスは紫苑Sで最速上がりだった馬が秋華賞で大不振。
15年から重賞に昇格した紫苑S最速上がりで秋華賞の成績は
紫苑S着順、馬名(秋華賞の着順)
23年1着モリアーナ5着
22年5着カヨウネンカ(不出走)
21年13着ホウオウイクセル(16着)
20年6着ウインマイティー(9着)
19年7着エアジーン(不出走)
18年1着ノームコア(不出走)
17年3着ボールヴァンドル(9着)
5着ライジングシーズン(不出走)
16年1着ビッシュ(10着)
例が少ないとはいえ、紫苑S上位馬でも陥る落差は単なる偶然と思えない。瞬発力頼りになりやすくなるのか、展開的に差し追い込み不利の流れになりやすいのか。どちらにしても秋華賞で結果を残している紫苑Sからのステップ馬は瞬発力だけに固執しないタイプの好走が目立つ。
今年は二桁番手を連発中のボンドガールがこの負のジンクスに該当。もう1頭の最速上がりだったミアネーロもイメージダウンが避けられない。
同日の古馬1勝で1分57秒6。1分56秒台のレコードに何の強調点もないが、それでもクリスマスパレードの先行力は脅威そのもの。忘れた頃に逃げ残りが秋華賞の特徴で良馬場の京都開催は実に6年ぶりが波乱を生むか。18年2着はミッキーチャーム。アーモンドアイに差されたものの、ハナを切って踏ん張って3着以下は楽に先着した事実。
オークス1、2着馬が中団から後方でともに牽制、意識し合うのは確実。逃げ先行馬がセキトバイーストと2頭だけという絶対的に前々有利になったことは間違いない。ただ鞍上が折り合い下手。前走のような流れが速くなれば問題はないが、セキトバがため逃げして落ち着いた流れになった際に鞍上の技量が問われるだろう。両極端の結果を覚悟しての狙いになる。
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