
13⇒12、5、14、3、6、10、9⇒4 (7点)
13⇒12、5、14⇒12、5、14、3、6、10 (15点)
13-12、4-12、4、5、14、3、6、10、9 (13点)
13⇒12、5、14、3、6
アランカールの前走はダービージョッキーが下手に乗りすぎた。第三者からみても意図のわからない不可解騎乗そのもので、制裁を込めた1発レッドカードの乗り替わり。とにかく鞍上が決め打ちの乗り方で勝手にパニック。競馬学校卒業後に即騎乗だったようなレベルの低い立ち回りで黒歴史を自らの手によってつくってしまった。一番の敗因は超ハイペースを見極められなかったことがすべて。思った以上に行き脚がつかなかったとしても腹をくくって直線勝負に賭ければいいものの、まさかの3角から大マクりで最後は完全に脚が上がってしまった。同じような位置取りだった2着ギャラボーグが4角前まで仕掛けを我慢していたことからも改めて鞍上の技量の低さが際立ったレース。
そもそもスタート直後で行く気になれば好位~中団の位置取りをとれたはずだが、ひたすら引っ張り込んでポツン最後方を自分で選択したことは間違いない。追い込み馬でもないのにGⅠで試す無謀さ。結果が出れば称賛されるが、まったく違う乗り方をして結果が出なければ今後の評判にも間違いなく響いてくるだろう。
乗り替わりは当然の流れだが、ムラなスタートや出足つかずの悪癖が修正できる保証もない。手探り状態で勝てるほど時計的な裏付けもなく、理想的な立ち回りとなった際でもここで通用するかどうかは確約されないほど微妙な能力差。はっきり言えることはジュベナイルFで後方直一気から上位になった馬の価値を見出すことはできないということ。2着ギャラボーグが次走惨敗で見せ場なし。GⅠで最速上がりだった馬が相手弱化のメンバーにもかかわらず、完全不発に追い込み馬の価値なしを決定づけた。ジュベナイルFで前々から踏ん張った馬こそに絶大なる称賛はこれまでもこれからも変わらない。
ジュベナイルF3着のタイセイボーグは5ハロン通過時に先頭まで約5馬身でこの馬の通過が約58秒3。阪神で行われた直近4回のジュベナイルFは25年57秒3(逃げ馬15着)、23年58秒2(逃げ馬5着)、21年59秒0(逃げ馬14着)、20年58秒7(逃げ馬5着)。25年ほどの速さはないとしても23年と同等で21、20年の逃げ馬より速いラップ。それでも3着に粘れたことはある程度の馬場差を割り引いても価値ある着順であることが伝わるはず。
いつもどおりの位置取りならば勝てた可能性もあった瞬発力型向きの流れだったが、GⅠで気負ってペースを予期できなかった鞍上がこれからもポカを覚悟でも1本被りにならない今回の人気なら妙味はあるだろう。とにかく春の大一番への足がかりになる内容を求められる。
スマートプリエールはすべての面で歯車が噛み合ってない。なるほどクラシックはほぼ無縁の厩舎、春までのクラシックに絞れば完全無縁も納得の悪手を連発している。そもそも2勝目の大事さをわかってないようなマネジメント。デビュー戦で着差以上の完敗にもかかわらず、2戦目の平凡な時計でぶっち切り勝ちから気を大きくしてこの馬の能力を過大評価してきたのだろう。3戦目の重賞挑戦は納得できるが、前々走で再び牡馬相手にぶつけるマネジメントの悪さによってクラシック未出走の危険信号が灯った。
もうひとつは距離選択にまるで一貫性がないこと。デビュー3戦連続の千八で手薄のジュベナイルFをスキップは納得していたが、年明け早々にまさかの千六を使ったことで改めて陣営のマネジメント力の低さや勝負勘の悪さが悪目立ちしてきただろう。何のために牡馬相手に経験を積ませてきたのか。結果的とはいえ、強い相手にモマれてきた経験値をすべて無駄したのが前走だった。安全策でハナを切る選択は納得できても、千六経験値の少なさで予想外のハイペースは人馬ともに戸惑ったことが明らかだった。
さらなる追い打ちはこの馬を瞬発型として扱っていること。最速上がりを2回経験しているが、いずれも平凡な時計の中での話。少なくても一流馬相手に瞬発力勝負では分が悪くなり、乗り替わりで前走を教訓に再び控える競馬を選択すれば、出走権に届かずに春を棒に振る可能性は極めて高まる。
いずれにしても鞍上も厩舎も名牝の母とイメージをダブらせすぎて身の丈に合ったレース選択も乗り方もされない悲運な馬として見守るべき。ここでだめなら即ダート路線も悪くない英断。
|