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I、4、5→I、4、5、2→
I、4、5、2、J、9 (36点) |
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顕著に表れている千二の前残り。適量の雨でますます傾向は強まるだろう。準オープン級の評価があったフリートアピール、フーバーダム。安定した先行力のロイヤルキャプテン、キングオブライヒ、ロイヤルアプローズ。A級でモマれてきたコーワキング、カネショウアトラス。能力か、器用さか、経験か。いずれにしてもある程度好位で折り合わないと苦しい。1分12秒前後。
フリートアピールはやはり千二ベストということか。3走前は重賞レベルの時計でぶっち切ったが、休み明け2戦目で不発に終わった前走からどうにも狙いづらい。春には4戦連続で1分12秒台。スペシャリストのフーバーダム、ロイヤルキャプテンを難なく退けた実績は、展開がはまれば圧勝も浮かんでくる。単あって連なし。道悪上手。
ロイヤルキャプテンは徹底したスプリント路線でも、クラスの限界が近づいていることが否めない。前走も4角で持ったままの手応えで勝ち切れないジリっぽさ。先行抜け出しが理想の流れだが、切れる相手と追い比べになると分の悪さを露呈している。安定したスタートと標準馬場で1分12秒台をコンスタントのスピードに特長。同型を捌けば掲示板は外さない。
フーバーダムはJRA挑戦が思った以上にリズムを狂わせた。転入当初は千二で負けても0秒4差、1分12秒台を当然のようにマークしていた頃とは別馬のようなレースぶりになってしまった。フリートアピール、イシノサスペンス、キンセイブレイドなどの強敵を完封実績からも、精神面のスランプとみていい。叩いた前走でもきっかけをつかめないまま。距離に活路を見出したい。
ファインドロップは道営→大井→道営→大井のトレードでもレースぶりそのものは昔のまま。大井2歳時でマークした千二時計は破格だったが、少しでも自分のリズムが狂うとレースが終わる逃げ馬。同型が強烈でここも自然消滅。
ロイヤルアプローズはスプリントというイメージがない。スピード勝負では経験不足が響いてくる。エイシンマルカムは馬体の良さからもう少し走っていいが、前走のレースぶりから千二は忙しすぎるか。気配優先。キングオブライヒは完全にリズムが狂った近況から、いくら自分の形になっても一変は考えにくい。
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