J→1、9、8、2、4、I
Jー1、9、8、2、4、I
ラチ沿いの砂は相当深いのか、初日は顕著に外からの伸びが目立っていた。ひと雨降ってもそれほど変化が望めない馬場状態ならば、前開催と違って今開催は差し馬でも十分に太刀打ちできる。内千六は外々で折り合える先行型が必勝パターン。
ユキガフルはリフレッシュ効果でいよいよ本格化のムード。前走も前日のオープン特別とわずか1秒差という破格の時計で、長いスランプから抜け出した。2歳時の実績から当然ともいえるC級圧勝。好調さが伝わる筋肉質の好馬体で、前走の1分41秒台を楽々マークが本来の姿ということ。格上げ初戦でも自信満々。
エドノスキーは太めの馬体、ハナが切れない展開で盛り返してきた前走が復活のシグナル。良化に時間がかかっていた超大型馬だが、自己条件に戻って強力な逃げ馬不在のメンバー構成で軌道修正か。前走も行く気になればハナが切れたテンの速さ。今度は自分の形に徹したい。現級勝ちのある実績と1分41秒6の持ち時計を強調。
オペラテンシも同じようなローテーションで惨敗の連続だったが、前走の2着でようやく以前の姿に戻っている。時計平凡でも相手は格上のステップクローザー。行きっぷりの良さが好調のバロメーターで、きっかけをつかめば千六(3444)の適性の高さは侮れない。460`台が理想。
ロイヤルメグリンは厳しいローテーションを除けば実に安定している千六(2215)。3走前のフレッシュな持ち時計と流れに左右されない自在性が武器で、正攻法から格上げ戦に挑む。派手さがないために走っても人気にならない特異なタイプは妙味十分。
ヘイアンコンドルは千六(2106)だが、千四ほど強烈な印象が残らない。それだけ相手なりに動いて接戦を制しているということだろう。ベストの千四より信頼度が揺らぐ千六。案外モマると淡白な面を出す幼さもあって好枠がアダになる危険。半信半疑。
決め手不足がネックとなってタケノダンディは八方ふさがり。デザートコジーンも同じような脚質。B3で勝ち負けのイメージが浮かばなくなっている。デザートボスはここを叩いての変わり身待ち。