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13→14、8、4、5、12 14、8、4、5→13 13、14→8、4、5、12、1 (30点) 13、8→4、5、12 (18点) 13、14−13、14、8、4− 8、4、5、12、1、2 (24点) 今年も例年どおり船橋勢が脅威。地元大井勢は衰え先行か、レベルに届いてない低調さだけが目立っている。初日は差し追い込みが決まっていたが、2日目は一変して前々有利の馬場。逃げ馬苦戦は変わりないだけに、外々の折り合いが理想的な好走パターンでトーセン、ベルモントが不気味。 常に人気先行で馬券的にまったく妙味のないユキチャンは、いまだに強いのか、弱いのか、評価に迷っているのが本音。クイーン賞、TCK女王杯はいずれも2着の実績でエンプレス杯、マリーンCの連続6着はどうにも不可解。接戦だったヤマトオリオンに軽々先着を許して、まるで全力で走ってないような雰囲気さえあった。馬場差はあるとしても関東オークス比較で2秒3も遅い数字は、スタートミスや体調云々よりすでに燃え尽きたという判断が妥当か。早熟の嫌いに加えて決定的なのが58キロの酷量。いくら南関東限定としても、さすがに条件が厳しすぎる。 ツクシヒメは惨敗しても驚きのない人気先行だった。牡馬相手に勝った前々走は前が止まらない流れにうまく乗れただけで、逃げ先行型に乗せるとポカの連続だった鞍上なら納得の惨敗だろう。あれだけ前々に固執すれば掛かるのも当然で、両側からびっしり競られる厳しい流れをあえて選択すれば、どんな馬でも早々にギブアップ。ここも行きたい馬が揃ってペースを見極める技量が必要で悪夢がよみがえる。 デザートレジーナの前走は7キロ増で馬体が戻って好仕上がりだっだたけにショックが大きい。勝負どころですでに戦意喪失の惨敗は、年齢的な衰えと考えるのは自然の流れ。ゆったりした流れになる千八で活路を見出すしかなくなった。一変か、惨敗か。ここが現役を賭ける正念場のレースになったことは間違いない。 ベルモントプロテアは器用に立ち回れるレースセンスがひとつの武器。前走もソツなく乗って大井コースにメドを立てれば、千七、千八に良績を残す実績がますます際立ってくる。地方ダート適性の高さは血統譲り。手ごろな斤量で勝機が浮かぶ。 スタート直後のつまづきがなければトーセントップランの前走はもっと際どかった。致命的なロスは向正でギブアップの位置取り。それでも直線だけで他馬が止まったように映った最速上がりの瞬発力は古豪復活の証とみていい。JRA時代は徹底した千七、千八路線のスタミナ型で穴に一考。 1年以上の休養後、極度のスランプだったアウスレーゼに一筋の光がみえてきた。乗り替わりとダイエットが奏功して一瞬伸びかかった末脚がここ5戦と違うところ。走るたびに着差を縮めて置かれるズブさが気にならない距離で一発を秘める。
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