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京都裏読み

関東
1R
3R
5R6R
11R

関西
11R

 

京都11R馬単4→2、3、12

2→4、3、12

3連単フォーメーション4、2、3→4、2、3、12→

4、2、3、12 (18点)

3連複BOX4、2、3、12

有馬記念を基準にすればダノンシャンティの中心は揺るがない。何より驚いたのが長期休養明けと思えぬ好馬体。一流馬の古馬相手に混じってもヒケを取らない迫力は、さすがGT馬の威厳を感じさせた。見た目の良さと裏腹にレースは最悪な内容だった。典型的な前残り競馬で徹底した待機策。丸々1周も掛かり気味になれば、ごく普通に惨敗コースだろう。それでも底力だけで1秒差。上がり時計は勝ち馬を上回ったメンバーNo3の数字に能力の高さが示されている。気性難の馬とのコンビではポカの連続の鞍上だけが不安材料。

トゥザグローリーの充実ぶりも凄い。前走は鞍上の好プレーがすべてだが、坂を上がってからもうひと伸びは紛れもなく馬自身の地力。好位差しに加えて前々走で内をスルスル追い上げられる器用さを手に入れた。前々可能な先行力が加わって死角らしい死角のない上がり馬。見た目の良さと結果が直結中。

ヒルノダムールは同じ相手に2戦連続完封負けで評価が揺れてきた。もっと強気に乗らなければならない前走でも、自身の乗り方に徹して届かなかった0秒3差。同じ鞍上で前にも後ろにもマークしなければならない馬が存在すれば、再び中団待機でここ一連の悪夢が頭をよぎる。2勝2着5回というタイプは、結局逃れられない血統的な勝負弱さ。単より連軸向き。

ビッグウィークは初勝利からわずか4戦目で菊花賞制覇の超エリート。振り返れば前々走も強い内容だった。早々にマクられてリズムを崩しながらローズキングダムエイシンフラッシュに0秒5差。ダービー1、2着馬に重賞初挑戦で3馬身差は堂々と威張れる3着ということ。想定外の成長力を示す上がり馬には、休み明けでも警視できない。

貫禄十分な4歳馬に割って入ることができるのはオウケンブルースリだけ。結局完全燃焼したレース後の反動が激しくてリズムに乗れないもどかしさ。ペースを考慮すれば前走の前々競馬の選択も悪くなかったが、マクられてズブズブになる姿は展開よりも状態面の狂いがすべてだろう。4角前に見事に散った前走からどこまで立ち直ることができるか。今年の活躍を占うレースになる。