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京都裏読み

関東
8R10R
11R

関西
1R2R
9R10R
11R


 

京都11R馬単1→8、7、2、11  8→1、7、2、11

3連単フォーメーション1、8→1、8、7、2→

1、8、7、2、11 (18点)

ダローネガにとって先週のような超高速馬場のままなら、大幅に割り引いたが、不良馬場も覚悟しなければならない道悪で大きく崩れる姿が浮かばなくなった。とにかく極限に近い瞬発力勝負になるとダイワメジャー産駒の人気の裏切りが連発。明らかに苦手意識のある上がり競馬には限界がみえている。この馬も決して破格の瞬発力が武器ではない。デビュー戦と前走は、直線の追い比べで差し返す勝負根性が強調点。1、2着馬が32秒台の瞬発力を使いながら、それより1秒以上も遅い上がり時計となった前々走に、パンパンの良馬場での弱さが示されている。あれだけ走りながらダイワメジャー産駒はJRAダート未勝利。馬場が悪化しすぎてパワーが求められると黄色信号が灯る。

マコトリヴァーサルの前走は衰えた鞍上の象徴的な負けレース。絶好のスタートを切りながら、不可解な必要以上の控え。鞍上の消極策が馬に伝わって3角前では追っ付け気味になる行きっぷりの悪さとなれば、下手に乗ったことはいいわけできない。それでも結果的に距離延長のここへつながる競馬をすれば、改めて衝撃的な強さだったデビュー戦に注目か。いずれにしても前走のような後方待機では怖さなし。

1戦だけのキャリアでもゲンテンには未知なる可能性を感じさせる。前走はスローの流れを直線入口で一旦後続を引き付けて抜群の瞬発力からぶっち切り。追えば追うほど伸びるケタ違いの末脚から最後流す大楽勝で、道悪を苦にしないようなカキ込むフットワークはパワー満点だった。前走より5ハロン通過で4秒近く短縮しなければならない重賞千六で結果を残せば暮れのGTに直結する。惨敗覚悟の腕試し。

シンゼンレンジャーは超スローの前走で置かれ気味になる行きっぷりの悪さをどう解消するか。4角ブン回しから直一気を決めた内容は豪快そのものだったが、素質だけで勝った前走はあくまで相手が軽すぎただけ。

クラレントは単あって連なしタイプだろう。確かに前走は強かった。前々で粘るサドンストームを直線だけで並ぶ間もなく一気差し。時計的にも胸を張れる数字だが、内にモタれた悪癖は一過性と思えぬほど強烈だったことがひっかかる。超ハイペースで追い込み競馬だったことを割り引くと過信は禁物。