13→14、7、18、15、3 14→13、7、18、15、3 13、14→13、14、7、18、15→ 13、14、7、18、15、3、16 (40点) 13、14−13、14、7− 7、18、15、3、16、6 (16点) サトノジュピターの瞬発力はすでに同世代の牝馬同士ならトップレベルまで完成されている。超スローを後方待機で脚を余したデビュー戦は誰がみてもわかる下手乗り。前走は上がりレースラップに2つの11秒台がありながら、ギブアップ寸前の位置取りでもひとマクりから2戦連続の最速上がりで差し切った豪快さに素質の高さが表れている。JRA5勝の母は結局重賞で入着までだったが、父タキオンによって距離に融通性が出て母以上の出世が確約されている。まともに乗りこなせば圧勝可能な力関係で、鞍上がトライアルで連発している必要以上の消極さだけが不安材料。 ダイワズームは見た目の悪さと裏腹に、とにかく中距離芝で安定感がある。先行〜追い込みまで自在に立ち回っても初勝利に時間のかかった器用貧乏タイプだが、加速する上がりレースラップの中で差し切り勝ちを決めた前走が決定的な成長の証。2着ターフデライトがフローラS4着で改めてレースレベルの高さを再認識した。パンパンの良馬場で本領。 ココロチラリの前走は出遅れ→後方待機→4角大外ブン回しという何ら工夫のない乗り方で4着に価値がある。とかにくひどい乗り方。それでも坂を上がってからの伸びは他馬が止まって映るほど鋭い末脚で、ラチ沿いをピタりと回ってきた勝ち馬以上に中身は濃い。フローラSで見せ場十分の末脚だったターフデライトより0秒8も上回った上がり時計は大きな自信になる。 前走は珍しく掛かり気味の折り合い。さらに外差しの利かぬ馬場で徹底待機を選択したプレノタートの出番がないのは当然だった。いずれにしても行きたがった時点でレース終了になる鞍上とのコンビ。未知なる距離と押せ押せのローテーションで折り合い難は避けられないか。 逃げ馬はアラフネ程度。絡んでいく先行馬が見当たらないスローが確定的なメンバー構成では、前走重賞5着のサトノジョリー、前走直線の坂でモタついたマンハッタンミートよりセシリア、デルマイザナミの距離経験が強みになる。
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