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東京裏読み

関東
8R9R10R11R12R

関西
9R10R
11R

WIN5


 

東京10R裏読み3連単6→11→8、14、10、18

11→6→8  6→総流し→15

過去20年の傾向。

ひと昔前のダービーは前走が皐月賞か、NHK杯(芝二千)に偏っていたが、最近の傾向としては皐月賞、青葉賞、NHKマイルCなど多彩なステップとなっている。いずれにしても皐月賞ワンツーがダービーもそのままの着順になったのは過去20年皆無で、29年前のミスターシービーメジロモンスニーまでさかのぼる。
ダービーで3着以内の組み合わせになった皐月賞1、2着馬は
93年3、2着
95年2、1着
05年1、3着
06年1、3着
ことからもゴールドワールドの組み合わせは確率的にかなり難しい。

皐月賞出走1頭だけダービーで絡んだのは
94年ナリタブライアン(皐月賞1着)
2着エアダブリン(青葉賞1着)
3着ヤシマソブリン(NHK杯2着)

96年フサイチコンコルド(すみれS1着)
2着ダンスインザダーク(プリンシパルS1着)
3着メイショウジェニエ(皐月賞3着)

02年タニノギムレット(皐月賞3着→NHKマイルC3着)
2着シンボリクリスエス(青葉賞1着)
3着マチカネアカツキ(プリンシパルS2着)

04年キングカメハメハ(NHK杯1着)
2着ハーツクライ(皐月賞14着→京都新聞杯1着)
3着ハイアーゲーム(青葉賞1着)

今年の場合、皐月賞1、2着馬が共倒れの可能性は低く、前走を横綱相撲で勝ってきたフェノーメノヒストリカルトーセンホマレボシスピルバーグを相手に絡めるのが正解か。皐月賞出走2頭の絡みで他1頭の前走を考慮しても前走連対は絶対条件。
97年2着シルクジャスティス(京都四歳特別1着)
98年3着ダイワスペリアー(プリンシパルS2着)
00年1着アグネスフライト(京都新聞杯1着)
01年3着ダンシングカラー(ベンジャミンS1着)
03年2着ゼンノロブロイ(青葉賞1着)
05年2着インティライミ(京都新聞杯1着)
07年ウオッカ(桜花賞2着)
08年ディープスカイ(NHKマイルC1着)
11年ウインバリアシオン(青葉賞1着)

皐月賞出走3頭でダービー絡んだのは前走がNHKマイルCや青葉賞を含めると過去6度。ダービー1→2→3着の皐月賞時の着順はほぼ逆転している。
92年1→8→5着
93年4→2→1着
95年2→1→3着
99年6→3→1着
09年14→13→9着
10年3→4→1着

皐月賞組のワンツースリーが近年いくらか不振ならば、やはり別路線組を1〜2頭食い込む狙いがごく自然な流れ。NHKマイルC、青葉賞、京都新聞杯の中ではスローの瞬発力勝負で前々有利となったNHKマイルはどうにも着順ほど強さを感じず、直線でフラフラにヨレていたスピルバーグもGT級とは言えない。青葉賞と京都新聞杯組に相手を絞れる。

青葉賞の勝ち馬はとりわけ良績を残している。90年まで皐月賞直行組とNHK杯組で圧倒していたが、91年青葉賞1着レオダーバンがダービー2着で流れが変わった。
過去20年で青葉賞出走からダービー3着以内は94年2着、96年3着、02年2着、03年2着、04年3着、06年2着、11年2着。過去7度の馬券絡みだが、96年のメイショウジェニエ(皐月賞3着)を除けばすべて青葉賞1着馬。今年の青葉賞の勝ち時計は過去10年で標準以上のNo4の数字なら信頼度は高い。

京都新聞杯はどうか。レコード連発のコンクリート馬場に変身しているだけに時計がまったくアテにならない。むしろ割り引くべきだろう。天皇賞を走った馬にパンク馬続出。京都新聞杯0秒5差だったククイナッツレイが自己条件であっさり負けることからも単純な時計比較は厳しい。
前身の京都四歳特別を含めてもダービーの馬券に絡んだのは最近で
97年2着
00年1着
04年2着
05年2着
いずれもダービー前に重賞か、オープン特別を2戦以上の経験していた京都新聞杯1着馬に限られている。ダービーがオープン2戦目になるトーセンホマレボシにとって嫌な傾向。

ゴールドシップワールドエースフェノーメノを軸に忘れた頃、別路線組が馬券に絡む傾向を考慮してヒストリカル。皐月賞の巻き返し組としてディープブリランテ、NHKマイルCの巻き返し組としてブライトラインを穴に一考。