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京都裏読み
関東
1R2R
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関西
1R2R
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ローカル
1R3R4R11R
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京都11R穴推奨レース

3連単フォーメーション13⇒5、10、14、7、6⇒

5、10、14、7、6、8、3 (30点)

阪神開幕週の千六勝ち馬はどうにもポカが多い。勝った後にひと息入れてリズムが狂うのか、キャリア1戦だけの若さか。いずれにしても振り返れば偶然というより必然的な要素を感じてしまう。
デイリー杯に挑戦した12年メイケイペガスター(11着)、13年アトム(2着)。別路線組でも14年サトノフラム(いちょうS10着)などすべて1番人気でコケている。

14年サトノフラムは1分35秒8、上がり33秒9(11秒5-10秒8-11秒7)

13年アトムは1分37秒5、上がり34秒1(12秒4-10秒9-11秒3)

12年メイケイペガスター1分36秒6、上がり33秒0(11秒6-10秒8-11秒3)

11年ラフィングインメイは黄菊賞7着(3番人気)

10年トーシンイーグルは芙蓉S6着(2番人気)

09年ダノンハラショーは芙蓉S4着(5番人気)

勝ち時計的には楽に連勝を狙える数字を誇っても同じような結果に深刻さがうかがえるだろう。それでもエアスピネルが次元の違うステージに到達しているように思えるのは、ケタ違いに数字が抜けているからだ。1秒以上も時計が速く、上がりも優秀。当日のダートが稍重スタートの馬場状態だったことも考慮すれば、過去6年の馬とはレベルそのものが違っていることは明らかだ。
とにかく内容は圧巻。馬場がさらに回復した翌日の3歳未勝利が1分34秒4。時計が互角なことは驚きだが、それ以上に上がりレースラップを比較すると新馬のレベルの高さが如実に表れてくる。
3歳未勝利(11秒5-11秒6-12秒7)に対して
新馬(11秒3-11秒1-11秒5)。
直線で並ばれるのを待ってから追い出して突き放した内容にも強烈なインパクトを受けた。母エアメサイア、母母エアデジャヴー。確実に良血を受け継いだ期待馬が、早くも暮れのGⅠを意識するのも自然な流れということ。相手は例年以上に低調で賞金加算は絶対的な命題。

相手探しは難解だ。レベルの低い相手で3連勝のシュウジにはまったく魅力を感じない。見た目は楽勝の連続でも、数字的には千六の重賞で通用する裏付けのないのが現実だ。千四のデビュー戦は掛かってハナに立っても勝てた低調さ。前々走は同日未勝利より5ハロン通過が1秒5も遅い超スローなら、ハナを切った馬が勝って当然の流れ。2着馬が未勝利馬というのも納得できる。決定的なのが前走だろう。同日の未勝利よりわずか0秒4だけ上回った勝ち時計。負かした馬も次走で苦戦を強いられている。2着サイモンゼーレが重賞で惨敗、3着レッドラウダは500万で取りこぼして、4着レッドカーペットは手薄なオープン特別2着でレースレベルの低さが決定的になっている。本質スプリンターが大外枠。引っ掛かってハナを切るような走りになることがみえみえならば、馬券圏内確保にも苦労しそう。いずれにしても時計を求められると策がない。予報以上の雨を待つ。

ある程度のスタミナが求められる馬場状態になれば、千四までの未経験より千八以上の経験馬。テイエムハヤブサは見た目以上に走りはパワフル。跳びがきれいなため道悪に不安あったが前走で解消されれば自信度が増す。3戦中2戦で最速上がりの瞬発力。前々走はラチ沿いを縫って捌ける勝負根性。前走はスタート直後にまったく出足がつかなったが、直線で馬群を割って抜け出した内容は数字以上の強さを感じさせている。

ナイトオブナイツメイプルキングは千四までの経験で割り引いた。どちらも最速上がりで勝ち上がった末脚自慢でも未知なる道悪競馬にプラスがない。前々走のレコード勝ちからトーンダウンしたラハトケレブも前走の予想以上の大敗で強調点が見当たらなくなった。大跳びのリッチーリッチーが距離短縮の道悪では手も足も出ないか。馬場悪化で行ったもの勝ちとなった際に逃げても番手でも良績を残しているノーブルマーズの気楽に乗れる怖さ。