4⇒6、3、15、11、10、14、12、5 (168点)
同日未勝利の二千二より5ハロン通過が1秒1も遅い超スローで、好位差し可能な馬を必要以上に控える不可解な乗り方。アングライフェンは最速上がりに0秒4差の脚を使って0秒3差まで迫れば収穫のあったレースとして納得できる。5走前に初の上がり33秒台突入した上がり馬で、3走前の2分割れの持ち時計など、数字的にもはっきり本格化を示している。京都(111000)。直線平坦で絶対的な安定感からもイメージ通りの新潟コース替わり。好位差しで巻き返す。
完全にリズムの狂ったディープ産駒に怖さなし。サトノラーゼンはひと息入れてリフレッシュ期待とはいえ、手応え十分で直線早々に脱落した前走は精神面のスランプが否めない。距離短縮と相手弱化だけの刺激待ちはいかにも頼りない。新潟(000004)のシャイニープリンスは苦手意識の強いコース替わりで見送り。同じように小倉(231101)から新潟(101102)となるダコールもコース替わりにプラスがない。ペース無視で後方待機にこだわるだけのヒストリカルは、確たる逃げ馬不在の超スローが避けられないメンバー構成となって他力本願の弱み。重賞で人気馬に乗ると絵に描いたような"イップス現象"に陥る鞍上配置のフルーキーは人気になって妙味がない。重賞未勝利でフルーキーと同じような脚質のショウナンバッハも策がないか。
展開重視でマイネルミラノ。忘れた頃に大駆けする逃げ先行型。現実に時計勝負にも強く、良と稍重までに限れば、二千ではここ4戦で2度の2分割れを含めて常に完全燃焼し続けている。同型の出方次第でハナを切っても面白い。 |