３⇒９、５、６、１、７

一気に花開いて一気にしぼむというディープ産駒らしい下降線のガリバルディ。絶対的に自信のあるコースと距離だった前走で取りこぼして驚くような変わり身が期待できない。距離を縮めても結局はスロー待ち。ダローネガは持ち時計Ｎｏ１でも過去の数字。馬体的に前走以上の変わり身が望めず、前走で千六の上がり時計ベストを叩き出しても一進一退は変わらないだろう。ケントオーも案外、瞬発力勝負に弱い。前々走、３走前で上がり34秒台は納得できるが、最速上がりより０秒８も遅かった前走の上がり時計が象徴的。しばらくオープン経験が必要か。牝馬クイーンズリングはここまで相手が低調ならば勝ち方が焦点になる。徹底した牝馬路線でデビュー戦以来の牡馬混合に一抹の不安だが、キャリアの半分がＧⅠというエリートが取りこぼしは考えにくい。平凡な馬体だった前走のひと叩きで確実に上向く計算。