16、12⇒8、10、14、6、2、3 (36点)
16、8⇒10、14、6、2、3(30点) 16、10⇒14、6、2(18点)
16、12、8、10、14
前走は陣営の思い出作りと納得。徹底した中距離路線からいきなり長距離GⅠ挑戦は荷が重かったファントムライトを初戦から狙う。休み明け(132001)はもちろん、イメージ的には洋芝向き。今まで経験なしに驚くが、二千(144000)で持ち時計はメンバーNo1の数字に自信が増していく。3走前、前々走の積極策で脚質転換にメドを立てれば小回りでも十分に太刀打ちできる。
数字どおりの太めでもGⅢ0秒1差の3着が現状の充実度。ネオリアリズムは走るたびに凄みを増しているか。前走は3角過ぎからほぼ全馬が外々を意識する馬場の悪さ。ラチから7、8頭分も外を回りながら残り1ハロンで先頭に立ったことに価値を見出せる。東京(300102)、札幌(200000)で瞬発力、パワー、スピードのどれを求められても勝ち負け可能な万能型。小回りもこなせる自在性ある器用さで主役級の評価。
レッドレイヴンはこのまま無冠で終わるのか。今後の活躍を占う大事なレースになるだろう。とにかく勝負弱い。厩舎特有というのか、これまでオープン特別3勝の実績がありながら重賞で負け続けている。1番人気3回、2番人気2回、3番人気1回で重賞通算(011127)はどうにもならない壁か、遅咲きの本格か。いずれにしても人気ほどの信頼も安定もない。
バイガエシは予想以上の洋芝適性の高さを前走で示したが、1000万から一気に重賞挑戦のステップは常識的に勝ち負けまでとなると厳しいだろう。確かに前走の破壊力は将来的なオープン予備軍を確約したインパクト。ひとマクりで最速上がりだったが、メンバーNo2の上がり時計より0秒9も速い数字は恐れ入る。前々走で自身の上がり時計ベストを軽々更新。前走で未知数だった道悪にもある程度のメドを立てて4歳馬らしい成長度の速さだけが頼りとなっていることも事実。骨っぽい相手と未経験は致命的になる可能性も否めない。まずは胸を借りる。
バイガエシが人気になるようなメンバーならば、4走前の1000万で衝撃的な強さだったツキバアズマオーの一変があっていい。戦績どおりの千八~二千がベストの中距離型。4走前は懸念されていた左回り下手を露呈、3走前はひとまず距離の経験で少し寄り道したが、走る条件に戻った前2走で軌道修正を済ませている。前々走は課題だった瞬発力勝負で差し切り勝ち、前走は見た目の地味さとは裏腹に自身の持ち時計更新で確かな収穫を得ている。函館(122110)のコース適性の高さは見逃せない。 |