7、9、11、6⇒7、9、11、6⇒
7、9、11、6、10、3、14 (60点)
7-9、11、6、10、3、14、1、12
理想の鞍上強化。サドンストームをもう1度狙う。前走はレベルの低いレースで勝ち鞍を増やしてきた鞍上らしく、工夫のない乗り方でチャンスを逃した。名手が変わり身可能なきっかけをようやく前々走で与えたのに、すべてを無駄にする徹底待機だった。控える競馬では完全なる鋭さ不足を露呈している7歳馬にもかかわらず、スタート直後から決め打ちの追い込み策。終わってみれば前日の500万より遅いラップとなる前残りでは手も足も出なかったのも仕方ない。札幌、函館(200012)。馬券を外した3戦でも着差は0秒6、0秒2、0秒7差の洋芝巧者で持ち時計はメンバーNo2。意外性の望める鞍上配置で年齢的にも最後のチャンスが絶好の条件で回ってきた。
例年より段違いの高速馬場となった今年の函館馬場は大幅な割り引きが必要。とりわけレコード決着となった函館SSに強調点を見出せない。逃げ切り勝ちとなった同日500万とほぼ同等のラップ。勝ち時計もわずかに上回った程度ならば、前残り当然でソルヴェイグ、シュウジは人気になって妙味がない。経験値ではサトノルパンは軽く上回っている。京阪杯で負かした相手は後のGⅠ馬ビッグアーサー。そのビッグに次ぐメンバーNo2の上がり時計で振り切った横綱相撲は、数字的にも明確なレベルの高さが表れている。前走はGⅠ特有のハイペースに巻き込まれた積極策が裏目に出たと納得。千二の経験を積めば確実に大成する素質馬でリフレッシュ明けこそが狙い目か。 |