3⇒8、10、16、11、5⇒
8、10、16、11、5、1 (25点)
8、10、16、11、5
3、8、10、16、11、5
1番人気が勝ったのは02年、それから連対もなし。8年連続で3着以内も外している波乱確定の開幕週重賞。条件の合わないロードクエストはいかにも危うい人気馬だ。前の止まりにくいグリーンベルトの馬場状態に加えて、必要以上の待機策で4角は大外へブン回すという単純乗りがみえみえの鞍上と再コンビ。背伸びしすぎて大事な成長時期にマイラーをクラシック挑戦もリズムを狂わせている。じっくり乗り込める直線の長いコースだけに良績集中で初の古馬相手にトリッキーな中山ではまずは経験レベルのイメージが強い。ひたすら乱ペースを待つだけ。
ダノンプラチナはいつになったらまともに乗りこなせるのか。へぐり連発でも乗り替わりなしは陣営の懐の深さに感服だが、それに応えられない鞍上の衰えは否めないのも事実。前々走は慣れないコースとしても、直線で2度も前が壁になるコース取りの悪さでいずれもブレーキをかけるロス。前走は外差しがまったく利かない馬場で内枠にもかかわらず、当たり前のように直線大外へ。坂を上って勢いが止まったのは当然の結果だったということ。アドリブが利かなくなった鞍上は馬群を縫うことはしないというより、できなくなったのが本音ならば怖さはない。
ダノンリバティは展開がはまっただけだろう。上がり33秒台が10頭で最速上がりが33秒1の中、メンバーNo11の上がり34秒2でも粘れたことにも表れている。休み明け(010111)から叩き2戦目(210010)だった前走はステップ的にも絶好だったが、叩き3戦目(020001)でひと息。良績のない中山(000011)で何より千六の上がり時計ベストはメンバーNo13という平凡な瞬発力が致命的となってますます狙えなくなった。
狙いはカフェブリリアント。休み明け(202113)、叩き2戦目(210012)、叩き3戦目(110002)で休み明けこそが狙える仕上がり早の牝馬。とにかく道中折り合えれば確実に終い確かな瞬発力を兼ね備えている。前走は右だけブリンカーが裏目に出て完全に引っ掛かる度外視レース。コーナー回りもぎこちなければすべての敗因はブリンカーだったとして割り切れる。絶好調の鞍上ならハナを切る選択もあり。
2、3歳時に連闘で使うと後々、早く枯れ始めるというのが持論。クラリティスカイはスランプというより、昇り目が望めなくなったと割り切っている。前走でメンバーNo2の上がり時計がひと筋の光となったが、それでもこのメンバーでは千六の上がり時計比較はメンバーNo7にごくごく標準レベルに強調点が見出せない。上がり33秒台以下はわずか2度だけの経験ではこれから経験レベルが続くだけ。 |