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中山裏読み
関東
1R2R
9R10R
11R
関西
1R2R
9R10R
11R12R
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中山11R推奨レース

3連単フォーメーション4、5⇒4、5、9、1⇒

4、5、9、1、12、10 (24点)

平凡な時計の共同通信杯がどうしても残像に残ってクラシックを軽視したディーマジェスティだが、この程度の相手なら堂々の主役として扱える。皐月賞はレースレコード、ダービーは過去10年のNo3勝ち時計で二冠1、3着。不安だった距離への挑戦を簡単克服して歴史的名馬に匹敵する数字を残した。切れ切れの瞬発力は距離が延びても健在。皐月賞、ダービーが上がりNo2の瞬発力で兄に千六までが限界のセイクレットレーヴの血統、見た目のマイラー体型など関係なしのレースぶりに強烈なインパクトを与えている。これから徐々に距離への限界が示されるとしても、スローの瞬発力になりやすいレースでは死角らしい死角はない。ごく普通にどう乗っても勝たなければなならない見下せる相手。まずは成長具合をみたい。

少なくても相手は例年と比べてレベルの高かったクラシック出走馬から選ぶのが正解。中でもマウントロブソンは勝ち切れないまでも高いレースレベルで安定感があった。ディープ産駒特有の切れ切れのイメージはないが、現実に上がり33秒台以下を3回マークはこのメンバートップの回数。春は押せ押せのローテーションで厳しさがありながら、負けても0秒7という相手なりの走りはきっかけひとつで化ける可能性を感じさせる。未勝利では勝ち馬ディーマジェスティに同タイム2着。皐月賞ではエアスピネルリオンディーズに0秒2差でロードクエストに先着実績。時計と瞬発力が求められたダービーではメンバーNo5の上がり時計で準主役が確定。

デビュー2連勝は恵まれた相手と平凡な時計。プロディガルサンは休み明け初戦のここで以前とイメージを変わらなければ、二千以下にシフトチェンジする必要がある。過去10年の良馬場でズバ抜けて遅い勝ち時計となった東スポ杯2着は超スローの上がり時計。瞬発力勝負に限界が見え隠れしたディープ産駒らしい前2走の内容が本質の姿として受け取っていいだろう。前走で折り合い良化でも結局、スピードと瞬発力不足。驚く成長がない限り、ワイドラインが大きな壁になる。

プロフェットはパワーが求められる馬場で真価。洋芝、道悪向きでパンパンの高速馬場では走るイメージがまったく浮かばない。京成杯は前週の未勝利よりわずかに上回った程度の最低レベル。流れにうまく乗れた鞍上の好プレーだけに距離短縮の刺激では物足りなく感じるの本音。ダートへ照準が既定路線か。

前日の500万より遅い勝ち時計となった重賞勝ちに何ら価値を見出せないゼーヴィントは低評価のまま。残り150で2着馬が大きくヨレてコース変更を余儀なくされたロスがあっても一瞬で置き去りにした内容は褒めていいが、上がり時計はメンバーNo4など勝ち時計を含めるとクラックロードを主役として歩んだ相手に太刀打ちできる計算が成り立たない。単純な上がり時計比較でここではメンバーNo11の瞬発力も大きな壁を示している。