12、10⇒12、10、1、6、11⇒
12、10、1、6、11、14、13、9 (48点)
12-10、1、6、1-
10、1、6、11、14、13、9 (18点)
12⇒10、1、6、11、14、13、9
10⇒12、1、6、11、14、13、9
レッドベルローズの前走はスローを見極めきれなかった鞍上がすべて。4角前に慌てて追い出しても後の祭りだった。終始外々を立ち回るコースロスもあって仕掛けのタイミングも手遅れ。集団の最後方からでは何も策がなかったということ。引退間近な鞍上ゆえの軽へぐりとして改めて乗り替わりで注目だ。何よりデビュー戦が強烈なインパクト。残り1ハロンから内に切れ込んで2着馬と一騎打ちを制している。3着馬に1秒差、ズバ抜けた最速上がりが一流馬としての雰囲気をにおわせている。慢性的なスタート難でも軽くカバーできる瞬発力は一流そのもの。
昨年わずかGⅢ4勝だけに終わった鞍上らしい大一番でのツキのなさだった。コース選択のミス? 相手の好プレー? いずれにしても直線入口から残り300まで勝ち馬に完全に外からフタをされて行き場なし。本気で追うまでに時間のかかったマウレアは悔やまれる一戦だった。前がクリアになってから切れぬ脚からも追うほどに加速していくタイプなのだろう。これだけスムーズさを欠きながら、メンバーNo3の上がり時計がこの馬の凄さを物語っている。ジュベナイルFは過去10年で標準的なNo5の勝ち時計でも、レースの上がり時計はNo1。過去の馬と比べても遜色ない切れ味は全姉アユサン以上を確信している。とにかく賞金加算が命題。
テトラドラクマの前走は敗因がはっきりしない。激戦続きからひと息入ったためか、馬群に嫌気か、乗り替わりが微妙に響いたのか。いずれにしても瞬発力自慢の馬がメンバーNo7の上がり時計は納得できない。一過性のポカとも慢性的になる恐れもあるだけに、ここはいつもどおりの前々勝負の手探りできっかけをつかみたい。
前すぎても後ろすぎても伸びきれない馬場状態とはいえ、ツヅミモンにとって試練を迎えるだろう。瞬発力型のディープ産駒が揃う中で異色のストロングリターン産駒は見た目どおりのパワー型。時計と瞬発力が求められて抵抗できるような数字がまったくないのが現実だ。前走も展開と馬場に助けられた2着と割り切れば、人気になって妙味はない。持ち時計はこのメンバーでNo10、単純な千六限定の上がり時計比較はNo13。 |